大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

みんなありがとう!

2005-08-15 15:49:09 | Weblog
ボーボーです。みんな20日間ありがとう!
ボーボーはこの後、大阪に行き、
その子ども達と北九州・6泊7日の旅に出かけます。
また長期村みたいに、いろんなことがおきるんだろうなぁ・・・。
さて、何人かの子達に「ボーボーのメールアドレスを教えて!」と聞かれました。
ということで、。fuji3776@axel.ocn.ne.jpです。
それと、この長期村のBlog同様、ボーボーのBlogもあるんです!
ボーボーは森楽塾(しんがくじゅく)と言う名前で、
富士山や長野県でお仕事をしています。その森楽塾のBlogです。
長期村の様子も出ているので、良かったらのぞいてみて下さい。
http://fujisan.no-blog.jp/です。
では、また来年(もっと早い人もいる?)、
会えることを楽しみにしています。
それでは!!!

この気持ちは せつない というのでしょう・・・

2005-08-15 15:21:28 | Weblog
子ども達は、みんな家路に着きました。
残ったスタッフ達も明日にかけて皆、自分達の地域へ帰ってゆきます。この2日間でたくさんの人たちを見送ります。

 自然学校にいると、年間にたくさんの人たちを出迎えますが、たくさんの人も見送ります。 なかでも、一度にたくさんの人たちとお別れするのが、長期村の後です。

 そして、帰る人が遠ければ、遠いほど、なんか・・・切ないんだなあ・・・

 この3週間は、いままでの長期村と比べると、何か短く感じました。そんな感じを持っているスタッフ、子どもが多いように思います。 なぜなんだろう?

子どもの中、スタッフの間でも大きな溝はできなかったように感じています。 お互いに安心して、「信じあえる」関係性が徐々にでき、仲間と共にここに居ることが普通にできる「居心地」が出来ていたからでしょうか。
 スタッフ合計50名もの「大家族」の毎日ですが・・、ここに居ることが当たり前になっていたんですね。

しかし・・・、それは、気がつくと、やはり・・・
夏だけの 僕らのワンダーランド だったんです。

その当たり前になっていた「大家族」がなくなるのも、せつないなあ・・・

でも、ここで起こっていたことは、映画でもドラマでもなく、現実でした。

嬉しくて・・・、流した涙も
くやしくて・・・・・、流した涙も
人と向き合うことがつらくなって流した涙も
分かれるのが せつなくて流した涙も・・

どうして流れるのか分からなかった涙も・・

みんな 全身全霊で感じて、流れた涙でした。
これを 「感動」といいます。

物事に 心が震えるから 涙が 流れるのです。

涙を流す時、本当の自分が そこにいます。
だから・・・、
自分に 戻る水と書いて、涙 といいます。

ここで、体験し感じたことは、
将来、ぶつかる、乗り切らなければならない困難、
その困難を乗り切るための、エネルギーの源泉に
なります。

 スターウォーズの世界でなく、皆、現実の世界で
暮らし、20日間もの たいへんさを のり切った
のですから。

*****

長期村にお子様を 送り出してくださった 保護者の
方々に、感謝申し上げるととも、敬意を表します。

関われたスタッフも子ども達に関わることで、
成長することが できました。

本当にありがとうございました。







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19日目は終わり・・もう最終日

2005-08-15 02:04:00 | Weblog
気がつくと・・もう最終日の朝になる・・。本部スタッフは、修了書の作成や写真集のCD作りにまだ頑張っています。彼らのチャレンジは続いて?います。

昼前後より各チームがそれぞれチャレンジの達成をして帰ってきました。今日の午後は、そんな様子を玄関前の椅子に座りながら・・・お帰りを声をかけ、片付けの様子を見ているうちに過ぎ・・、夕刻からは さよならパーティで ホタテ焼きのオヤジをしていました・・・。

はじけるようなテンションは、子ども達に今晩はありません。疲れと満足感と明日の帰宅を待っているのかな・・消灯の10時を過ぎると、シーンとしてしまいました。

羊蹄山チームも登頂・無事下山、ニセコ縦走チームなんと9座を征して全山縦走を達成!!、釣りMaxは、川を泳ぎ・歩いて下り、キャンプ地から釣り場を探してまた歩き、最後も温泉によって自然学校へ徒歩で帰ってきました。

町内徒歩と自転車行チームは、100Kmを到達しました!!
海釣り隊も目標の150匹には及ばずとも130匹近くも釣り上げ、みんなたいらげました。 

3艇のカヌーをつなぎ、板を渡しテントをはったカタツムリ型のカヌーでの水上生活チームも2泊もイカダ生活を楽しみました。
鉄道の廃線・廃駅探検隊も予定どおり岩内へ到着!!!

涙の帰着もありました。
みんな ほんと よく頑張った!!!

明日は 朝から 荷物づくり、部屋や校舎内の片付け・清掃。

ついに お別れの日です・・。

「今回は、絶対なかないぞ!!」
「そんなことはないよ。 あんたは絶対泣く」
と暗示にかける真理子さんなのであります。