大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

防災サバイバルキャンプ2日目

2013-03-27 22:48:46 | 12春
防災サバイバルキャンプ2日目。

まずは朝のお仕事、ニワトリのコケッツとウサギのグレコのお世話からスタートです。


終わったあと、ペロにも朝のごあいさつ。
おすわりできるかな??


働いたあとはキッチンまりこで朝ごはん!!
パンに野菜に玉子焼きにカニさんウィンナー・・・
もりもり食べて今日の活動に備えます。

そして、いよいよ『防災』キャンプ本番。
はじめに東日本大震災が起きたころの様子、ねおすの被災地支援の実際の様子などを映像をまじえたお話を聞き、避難するときはどうすればよいのか考えてみました。


次は考えたことを実践!!
体育館だったり、みんなの部屋などで普段どおり遊んでいると・・・


ジリリリリリリリリリリ!!!!と非常ベル!!
黒松内地震が起きたと想定しての避難訓練。
みんなあわてずしっかりと外に避難してきました。


学校内に戻ってみると・・・
なんと、ガス、水道が使えない!
さらに役場職員というコンドウさんが来てくれたのですが、
近くで漏電が発生し、電気も使えないとの情報。。。


余震も起きるかもしれないので、避難所である体育館へみんな避難。
まずは寝床を確保!
と、そこへいち早く地震の情報を聞きつけて、ツチダさんが支援物資を届けに来てくれました!


持ってきてくれたものは段ボール、ブルーシート、毛布に水24L。
さらに学校に貯蓄されていた食材を確認し、これから何をすべきか、子どもたちが考えます。


必要なことは、トイレなどに使う水の確保、ごはん作りのための薪集めに火起こし、料理。
さっそく、学校裏の小川で水の確保。

ついでに少し、木の枝集め。


そこでちょうどお昼の時間。
お昼ごはんには炊き出しのおにぎりと豚汁をいただくことができました。
これも子どもたちが配分を考えます。


このような状況下での炊き出しはありがたいですね。


もう一度、改めて食材をチェック。


そこへ再び、役場職員のコンドウさん。


やはり状況はあまり改善していない様子。
今夜は自分たちで火をおこし、夕ごはんを食べ、体育館で寝なければなりません。

明るいうちに寝床作り。
ツチダさんからの支援物資、段ボールを敷いて、銀マット、寝袋、毛布を準備。
中には支援物資で部屋をつくる子も。


次いでしょいこも持って薪集めや火起こし。


その横では雪を掘っていたり、丸太を運んでいたり・・・
一体、何が出来上がるのでしょうか。



それらの作業はこんな休憩場所になりました。


他にも木を使っていろんな遊びしてました。


一方、薪ストーブの火も大きくなってきたのでいよいよごはんづくり。
メニューはお昼の豚汁の残りをスープにうどんです。
うまくできるかな・・・?


途中、ツチダさんがまた支援物資をもってきてくれて、チョコやリンゴ、ホットレモン湯の粉などをいただけました!
ツチダさんありがとうございます!


そんなこんなでできあがった夕ごはん・・・
実はうどんを入れすぎてかき混ぜられず、固まりだったり、豚汁の中にそのまま乾麺を入れたので何度、おゆを入れてもしょっぱかったり・・・
けれど背に腹はかえられず、そんなうどんが夕ごはんでした。


夜はみんなで、電気のない真っ暗な学校の中でのかくれんぼ、名付けて夜かくなどを楽しんで、体育館で一晩を過ごしています。


ふみぞう