航空自衛隊を離れて久しく最新の知見はないので
推測でしかないが
新鋭機は、使っていくうちに想定外の不具合が出てくることがあります。
さらに新鋭機は最新のコンピュータがアシストしているとはいえ
生身の人間が対応できる極限に達しています。
私は日本では7G
米国では9G
体験しています。
多分どちらも医官だからと手加減されていたと思います。
当時、自衛隊体力検定1級だったから、ガチで私は臨んだのですが
米国、確かニューメキシコ州の基地で、G(加速度)がMAXに達しようとしている時
本当に平気だったし
戦闘機パイロットの極限を知りたかったので
英語が分からないふりして、レバーを離さなかったら
強制的に止められて、かなり怒られました
でも本当に怖いのはマイナスGなんですよ!
マニアしか知らないかもしれませんが
戦闘機、とくに新鋭機では
パイロットはすごく窮屈なのです。
頭(脳)に血流を維持するために、脚に耐Gスーツといって圧力をかけたものを飛行中着用せねばなりません。
(もしかすると、私が自衛隊を離れてから新技術が導入されているかもしれません)
さらに、そんな窮屈なスーツを着用して
急旋回などのドッグファイトの時は
息こらえ(腹圧をかける)動作を連続しなければならず、せいぜい5分程度しかもちません。
一般人では到底無理です。
そのような過酷な訓練を、国を護るために日夜やってくれているのです。
今回の報道が事故なのか機材の不良であるのか分かりませんが
悪意をもった偏向報道だけはしてほしくない。
とにかくパイロットは無事でいてほしいです。