姿見えぬ原子力安全委 事故時の助言役、果たせず(朝日新聞) - goo ニュース
汚染水放出 建屋の水保管で異例の措置 東電ずさんな対応(産経新聞) - goo ニュース
若者雇用の奨励金増額…内定取り消し続発で(読売新聞) - goo ニュース
韓国の独島海洋基地建設、日本政府が中断を要求(聯合ニュース) - goo ニュース
まずは、東日本大震災で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
何から申し上げてよいのかわかりませんが
日本の政治は機能不全状態。菅首相は有能なリーダーに任せて、早急に方向転換するべきだ。
（退陣だと空白期間を作るので）
本来、首相あるいは国家という巨大な組織の最高責任者は、もっと大局から物事を捉えなければならない。
以前にも述べたように、最高指揮官の現場視察は士気の鼓舞が目的であり、現状の把握などは現場の指揮官レベルの話だ。現場の指揮官レベルでもお膳立てされた状況しか見ることはできない。
報道もどこまで正しいのか、信じてよいのかわからないので断定はできないが
東京電力は、経済産業省原子力安全保安院の了承で、低濃度放射能汚染水を海に放出したそうだ。
即刻、ロシアや韓国から抗議があった。
まだ海外での原文の報道を見ていないが、日本政府が放射能汚染水を海に放出したと報道される懸念がある。
何故、このようなことをする前に国際社会の合意を取り付けておかないのか？
福島原発の問題は、既に日本国内の問題ではなく、国際問題である。
内閣のトップが震災のことばかりに気を取られていて、外交、国際社会に神経が行き届いていないのではないか。
日本が停滞している間、日本を取り巻く環境は待ってくれるわけではない。
この間にも、韓国は竹島（独島）の実行支配を強化した。
相手が弱っている時に攻めるのは勝負の鉄則で、容易に予測できたことである。
さらに原油を国外に頼らざるを得ないのに、中東情勢は！
民主党は役職や肩書きがお好きなようで
このような非常時に震災相などの閣僚を増設するとか報道されているが
お金のかからない方法くらい民間企業に習えば分かることであろう。
会社の危機に、取締役を減らすことはあっても増やすことなど、私は聞いたことがない。
リーダー（首相）の一声で、本部長のようなものを設置し、権限を委譲すればよいだけのことだろう。
今回の震災で直接被害にあわなかった地域でも雇用状況が悪化することは予測される。
だが、雇用奨励金などの助成金の増額なぞバラマキ政策以外の何物でもない。
確かに、人情論としては受け入れられるし、経営者としてもありがたく感じる。
このような状況で、雇用を維持または拡大できるのは、大手や中小であっても体力のある企業に限られる。
体力のない零細企業は、100万円の助成金をもらって人件費を増大させるようなことはできない。
このような政策を実施して喜ぶのは、前記した体力ある企業と不正受給だけであり、結果として真に苦しんでいて、震災の間接的影響でさらに経営状態の悪化した小規模企業である。
この先増税になることは間違いない。
また被災地のことを思えば仕方ないと思う。
一方で、震災後にも支給された子供手当てや前記した雇用奨励金などのバラマキ、こんな政策を考え出し危機においては右往左往の国会議員の歳費に、血税が消えていくのかと思うと納得はできない。
最後に
福島原発は既に国際問題になっている。
一企業がコントロールすべきことではない。少なくとも福島原発だけでも、強権を発動し国家がコントロールすべきである。（政治とはそういうものでしょう）
辞任した前外務大臣でも担当者に任命して、菅首相及び官房長官は国家の運営に戻るべきである。
リーダーになりたがる人は多く、手練手管を駆使してリーダーになる。
だが、必ずしもその人がリーダーとしての資質を持っているかと言えば疑わしい。
仮にリーダーとしての能力を持っていたとして、状況が変わっても適切なリーダーとなれるかは甚だ疑問である。
少々拡大解釈だが、三国志の曹操が子治世之能臣亂世之奸雄」と言われたように
（治世の能臣、乱世の奸）
必ずしも平時のリーダーが有事のリーダーとなりえるわけではない。
両方の資質を兼ね備えたリーダーは稀有だ。
しているから、第六感が発達してきたのでしょうか？
