地震大国?日本にいるとあまり意識しませんが
海外では、もし地震が起きたらこの建物はどうなってしまうのだろうと考えてしまう建築物を見かけます。
10年位前のニュースによると
ニュージーランド地震対策協会は、ウェリントン沖で震度6 ・ 3(中規模)の地震が発生した場合を想定し、被害状況を推定した。10~15秒間の揺れが続いた場合、一部の建物は全壊し、多くの建物が損傷を受ける。そして、死者50人、負傷者250人、また80人が建物の中に閉じ込められた状態になり、市の中心部では6万人が混乱状態になるであろうとされている。
ニュージーランド地震対策協会は昨年10月の台湾大地震を始め、日本、アメリカの地震災害状況を調査してきた。その調査に基づいて指摘されていることは、1970年代半ば頃に建てられたコンクリート建築物の耐震性のお粗末さである。同協会は自治省宛に既存の建築物の、補強工事の義務付けなどを盛り込んだ、法の見直し案を提出する予定。
今回想定された中規模の地震の起きる可能性は向こう50年以内に30%だと言われている。
今回のクライストチャーチ付近で発生した地震、その30%という確率が当たってしまったわけです。
救助活動が上手くいくように願っております。
この写真は私が以前クライストチャーチを訪れた時のものです。