弦の張り具合がまちまちながらも(柱が重なり合いそうです)
2時間半かけて、何とか糸(弦)交換しました。
出来栄えを職人さんに見せたら怒られてしまいそうですが...
前回の話はこちら
お琴の糸(弦)交換にチャレンジ! 自力で糸締め その1 外科系のお医者さんにはできるかも!?
緩そうな糸は再度締め直ししました。
(手術の終盤、閉腹の時に研修医などが糸結び担当することが多いです。結び目が緩いと糸を切られてやり直しさせられるわけです。)
予備の糸は無いので、慎重に結び目を解きました。
譲り受けた道具の中に白い丸い棒があり、どのように使うのか全く判りませんでしたが、これは糸を張り替える際に使う道具のようです。
途中で転がって見当たらなくなってしまい、素手で糸を引っ張ったので大変苦労しました。
茶色に変色しているのが、交換前の糸です。
前所有者の想いが詰まっている楽器(詳細は不明ながら、何十年か使われていた遺品だそうです)を壊さずに済んでよかったです。
一応平調子(音階)にして、サクラサクラを指で弾いてみました。
音階は合っているけど、音色が今一つ。
琴爪じゃないとダメなのでしょうか?