さんくす図書館に予約してた新刊「談志が死んだ」が入りました。(新潮社 1,500円)
「ダンシガシンダ」は回文です。
立川 談志さんの弟子、談四楼さんが、亡き師匠の思い出を語ります。
四十年、そばに居た人だけに書けるエピソードです。
談志さんは晩年、食道がんで声帯を除去します。
落語家にとって、しゃべれないというのは、さぞ、くやしかったでしょうね。
以前読んだ、同じ談志さんの弟子、談春さんの「赤めだか」もお勧めします。
立川流の真打ち昇段試験には、驚きと納得です。
談春さんは昨年、大阪で十二ヶ月連続独演会を成功させました。
談四楼さんといい、談春さんといい、これだけ筆の立つ落語家さんも珍しいです。
談志さんも、いいお弟子さんを育てましたね。
写真は資料