サメに襲われる女性サーファー、と言えば名作「JAWS」を思い出します。
この映画は聞いたこともない監督と女優さんです、前評判もそれ程でもありません。
でも、このB級映画「ロスト・バケーション」面白い(高槻アレックスシネマ)
ポスターも何となく似てます。
地元の人しか知らないビーチへやってきたナンシーは、休暇をサーフィンで楽しみます。
会話が有るのは冒頭の15分とラスト程度、サーフィン仲間はサメにやられて、
小さな岩礁でナンシーはひとりでサメと戦うことになります。
ひとりだからほとんどセリフ無し、思わず力入って一気に観ます。
上映時間たった86分、ぎゅぎゅっと詰まった面白さに星☆☆ふたつです。
写真は資料から。
娘から読み終わった本を送ってきました。
その中の一冊、ちょっと変わったタイトルですが、読んでみました。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 (宝島社文庫 670円)
「彼女の秘密を知った時、きっと最初から読み返したくなる」
なるほど、そんなオチでしたか。
昔、大林宣彦監督の映画「時をかける少女」を見た時を思い出しました。
この歳になっても、娘と同じ本を読んで話しあえるって、いいですね。
写真は資料から。
私がまだ三十になったばかりの頃かな?
ドラマ「北の国から」 を何気なく観て、その世界に魅せられたのは。
BSフジの再放送「北の国から」第一回からなつかしく観てます。
妻と離婚した黒板五郎は、ふたりの子供と北海道・富良野 で暮らすことになります。
東京に比べると富良野の生活は、純と蛍にとっては原始生活であり‥。
父親に田中邦衛さん、純・吉岡秀隆くん、蛍・中嶋朋子さん、
時々しか出ないけどいい役してます、母親のいしだあゆみさん。
親子を見守る雪子おばさんに竹下景子さん、中畑のおじちゃんの地井武男さんもいいですね。
ただ、良かったのはシーズン1くらいでしょうか。
脚本・倉本聡さん、音楽・さだまさしさん、TVドラマの名作と言っていいでしょう。
純と蛍の成長は、そのまま俳優さんたちの人生でもあります。
今夜も「北の国から」を観ながら、美味しいお酒をいただきましょう。
写真は資料から。
朗読の大〇先生の発表会「四つの扉へようこそvol.7」を聴きました。(7月21日)
四人の演者が、一話づつ語ります。
今日の演目は、
「浦島太郎たちのクラス会」 秋元康 文
私の好きな「賢者の贈り物」 O.ヘンリー 作
「土曜の夜の幸福、日曜の朝の胸騒ぎ」 森遥子 作
ラストは大〇先生の「花の顔」 乙川優三郎 作
江戸時代の嫁と姑の争い、姑に忍びよる痴呆の哀しさを語ります。
上手い朗読は、場面が目に浮かびます。
30分近い朗読でしたが、時代劇の一場面を観てるようです。
しばし暑さも忘れて、いい時間を過ごしました。
写真は資料から。
日が暮れて、冷たいビールで今日も一日ご苦労さんです。
東の空に、きれいなお月さまが昇ります。
白く輝いてます。
翌日の朝早く、西の空にはまだ昨夜のお月さまが残ってます。
そして4:30過ぎ、東の空を紅くそめて、今日もまた陽が昇ります。
夜明けの景色は、刻一刻と変わります。
五月が丘の街が、少しづつ目覚めていきます。
今日も良い日でありますように。
1996年公開の「インディペンデンスディ」はSF映画史に残る名作と思います。
すぐにでもパート2が製作されると思いましたが、20年待つことになりました。
そしてこの夏「インディペンデンスディ:リサージェンス」 を観ました。(イオンシネマ茨木)
地球はエイリアンの侵略以来、団結と格段の技術的進歩を遂げます。
そこへ再び圧倒的な力を持ったエイリアンが、地球の侵略にやってくるのですが‥。
何か違うなぁ、何か私の思ってた続編の世界と違います。
巨大なエイリアンが、子供たちの乗ったスクールバスを襲います。
これも違うなぁ、お前ら宇宙のかなたからスクールバス襲いに来たんか?ちゃうやろぅ。
特撮のうまさや映画の出来はともかく、今年一番の期待はずれに星☆ひとつです。
(ローランド・エメリッヒ監督 120分)
写真は資料から。
写真教室の「吹田市役所ロビー展」が始まりました。(~7/29日)
私はコンパクト・デジカメしか持ってませんし、
とてもみなさまに観ていただくレベルではありません。
今年は辞退するつもりでしたが、
「コンパクトでもスマホでもいい、『何で撮ったか』でなく、
大事なことは『何を撮ったか』だ」と先生の言葉に背中を押されました。
ひとり二点のところ、一点だけ出品させていただくことになりました。
みんなで飾り付け。
枯れ木も山の賑わいと申します。
こんな枯れ木で良かったら、どうぞご来場下さい。
展示作品「空に舞う」(高槻市・芥川)
声をかけていただき、四人で「デトロイト美術館展」です。(天王寺 大阪市立美術館)
上は89歳の廣〇さんから最年少の私まで、四人合わせると315歳のお仲間です。
写真は資料から。
ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ピカソなど、私でも知ってる画家の作品が多く展示されてます。
モネ「グラジオラス」
ゴーギャン「自画像」
私の好きなルノアール
三枚のネット写真にフォトスケープで額を付けたの、気がついてくれました?
館内は絵画展にしては珍しく、撮影も許可されてます。
みなさんスマホ、タブレットで撮影されてます。
私も撮ってみました。
ゴッホの「自画像」です。
さぁさぁ、名画はこれくらいにして、お疲れさまのビールにしましょう。
いい絵を観て、仲間と昼間っから一杯呑んで、今日もいい一日でした。
熊本地震から三か月になります。
朝日歌壇からいくつか選んでみました。
大丈夫?ご無事でしたか会う人と 街でプールで今の挨拶(熊本市)
震度4葬儀場襲い参列者 「あっ」と構える読経途切れる(八代市)
阿蘇も好き熊本城も好きだけど これ以上はもう頑張れないよ(熊本市)
離れたところから、思いを寄せる歌もあります。
被災地はふるさとですとアナウンサーは 言ひて地震のニュースを読めり
なつかしきなまりに心の痛む日々 わがふる里に余震が続く
まだ震度3の余震が続いております。
今も4,700人が避難所生活を、車中泊を、軒先避難を余儀なくされております。
いつもお世話になってる上〇ご夫妻が、映画大好きの私にDVDを貸してくれます。
今回はテレビ放映された「スパイ大作戦」(全25話)をお借りしました。
毎晩、一杯飲みながら、一話づつ楽しんでます。
悪い奴を力で倒すのでなく、頭を使ってチームワークで罠にはめるってのがいいですね。
テーマ音楽も懐かしく、タイトルデザインもしゃれてます。
お酒もすすんで、悪い奴もつかまって、朝までぐっすり眠れます。
「例によって君、もしくは君の仲間が捕らえられ、殺されても当局は一切関知しない」
あの頃、流行りましたね。
写真は資料から。
安いチケットが有るからと誘われ、久しぶりに夕方から外出です。
「円広志2016ハートフルコンサートの夕べ」 へ行って来ました。(7月9日 吹田メイシアター)
と言っても、円さんのヒット曲は飛んで飛んで‥のあれだけやし、
二時間どうやってもたすのかな 、私の興味はそんなとこです。
さすがにプロですね。
12名のバンドをバックに、知らない曲の間に懐かしい「想い出の渚」 を入れたり、
ロック調にアレンジした水戸黄門の主題歌を歌って、大阪のおばちゃんをのせてくれます。
森昌子さんに楽曲を提供した「越冬つばめ」 もギターの弾語りで歌いました。
盛り上がったところで、最後はたったひとつのヒット曲、飛んで飛んで飛んで‥客席は総立ちです。
ところであの曲のタイトル「夢想花」 って、覚えてました?
写真は資料から。
東日本大震災から五年四か月になります。
朝日歌壇から三首選びました。
原発をとめる根拠がないと言ひ 人の不安は根拠に入れず
芭蕉来し五月をしのぶふくしま路 除染作業車縦横に踏む
奥の細道も避けきれなかった被災。除染 作業車さえ無情に見える。
ふる里のアスパラ近所に配りたり 線量検査済みと言ひつつ
今も15万5千人が避難生活を余儀なくされております。
押切もえさんの名前は 、娘が毎月読んでたファッション誌「CanCan」で知りました。
日本を代表するモデル・押切もえさんの新刊、連作短編集「永遠とは違う一日」です。
ふきげんな女たちと桜色のバック
しなくなった指輪と七日間
抱擁とハンカチーフ
甘くないショコラと有給休暇
バラードと月色のネイル
失格した天使と神様のノート
おしゃれなタイトルが並びます。
ブランド、ファッション、スタイリスト、この世界に居た人ならではの恋愛小説ですね。
しっかりした文章、と思ったら山本周五郎賞の候補になってました。
さすがです。 (新潮社 1,400円)
写真は資料から。
前作の「海街diary」は四人の女優さんが、それぞれに輝いてました。
是枝監督の新作「海よりもまだ深く」 を観ました。(梅田ステーションシネマ)
終わりかかった夫婦と小学生のひとり息子、それに夫の母親の物語です。
昔取った文学賞だけを頼りのダメおやじに阿部寛さん、
子供と二人新しい道を歩こうとする妻に真木よう子さん、
何とかならないのかねぇ、と言う母親に樹木希林さん、いい組み合わせです。
ドラマチックなことは何ひとつ起こらないのに、最後まで引きつけられます。
「海よりもまだ深く」って、テレサ・テンさんの歌詞の一部って、知ってました?
星☆☆ふたつです。
(原案・脚本・監督・編集 是枝裕和 117分)
写真は資料から。
早くから入場整理券を確保していただき、朗読・文月三人会を聴きました。
出し物は第一部
「名前」 角田光代 作
「三右衛門の罪」 芥川龍之介 作
「こがねの舟」 あまんきみこ 作 をひとりづつの独演で語ります。
休憩をはさんで第二部
「時雨みち」藤沢周平 作 を三人で語ります。
今は大店の旦那に収まる 男が、昔捨てた女が女郎に身を落としてると聞いて会いに行きます。
女は昔の面影も無く、旦那は二十両の金を渡そうとしますが、
女郎はきっぱりと言います。
「あたしを抱いた遊び賃なら受取るが、その気は無いだろう。
可哀そうにと憐れんでの金なら、二十両が百両でも受取れないよ」
俺が悪かったと 、旦那は翌日お詫びに行きますが、女郎屋のやり手婆ぁから意外なことを‥。
女郎とやり手婆ぁの佐〇さん、大旦那の村〇さん、脇にまわったナレーションの大〇先生、
上手い朗読は、一幕物の芝居を観てるようでした。
おかげさまで、いい時間を過ごしました。 (浜屋敷 7月1日)
浜屋敷、いっぱいのお客さまでした。