朝日新聞にも取り上げられましたが、高槻センター街の映画館「高槻セレクトシネマ」が今日、9/30日で閉館します。
この映画館は、女性映画特集とか時代劇特集とか、往年の名作を上映してくれる、私のお気に入りの映画館でした。
商店街で入口はカラオケボックスと共用、9/30日で閉館かいな、と通りかかったおじさんが残念そうに見てます。
今夜の最終上映は「男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花」 マドンナは極めつけ、浅丘ルリ子さんです。
思い出に残るのは、高峰 秀子さんの「浮雲」を見たとき、そのすさまじい女の生き方に、場内が明るくなっても
しばらく席を立てないほどでした。 (1955年 キネマ旬報ベストテン第一位)
加東 大介さんの「大番」(四部作)は、今見ても面白く、公開当時リアルタイムで見たという、母親の話しを思い出し
さぞ、面白かっただろうと思ったものです。
1955年 成瀬 巳喜男監督作品「浮雲」 1957~1958年 千葉屋泰樹監督作品「大番・風雲篇・怒涛編・完結編」
「高槻セレクトシネマ」様、長い間、ありがとうございました。そして、ご苦労様でした。