上映最終日に、やっと観ました「清州会議」です。 (塚口サンサン劇場)
事前に原作も読んでました。
柴田 勝家に役所 広司さん、羽柴 秀吉に大泉 洋さん、丹羽 長秀に小日向 文世さん、
それに佐藤 浩市さん、妻夫木 聡さん、浅野 忠信さん、鈴木 京香さんなどなど…。
これだけのスターさんを揃えたら、お客さんは入るでしょうが、やっばり出来はもうひとつでしたね。
スターさんの見せ場は作らんといかんから、どうしても長くなるし、
歴史が動いたと言われる肝心の清州会議の場面が、ハラハラドキドキしません。
原作の通りに映像化しても、映画としての面白さは出ないということでしょう。
私なら、全編を会議の場面にして、会議の前後は思いきりカットして、
二時間に収めますが、どうでしょう。
比較にはなりませんが、「ゼロ・グラビティ」は登場人物二人、後半はひとりで殆どセリフ無し、
上映時間90分で、あの面白さです。
三谷さんに期待するだけに、厳しくなりました 星☆☆ふたつです。
(監督と脚本と原作 三谷 幸喜さん、他に中谷 美紀さん、天海 祐希さん 138分)
写真は資料