いつもお世話になってる遠〇さんから、チケットをいただきました。
「花の宴~秋・吹田で華開く伝統芸能」 出し物の中に、大橋先生の朗読があります。
演目は、平家物語から「青葉の笛」です。(吹田メイシアター)
夜が明ければ、一の谷の合戦が始まる。
一番手柄を目指す熊谷親子の耳に、平家の陣から美しくも哀しい笛の音が聞こえてくる。
死を覚悟して吹いてる笛か‥。
戦いが始まり勝敗が決しかけた頃、熊谷は海に逃れようとする武将を呼び止める。
組み合って兜を押し上げた熊谷が見たものは、わが子小次郎と同じ年頃の少年だった。
逃がしてやろうとするものの、少年はこれを断り武将としての死を選んだ。
少年の名は平敦盛14歳、熊谷に託された名笛小枝はその後「青葉の笛」 と呼ばれる。
私は大橋先生の「青葉の笛」を拝見するのは二回目です。
更に深く感じた所もあれば、初めて気がついた所もありました。
戦国武将の強さと、戦の悲しみが胸を打ちます。
迫力のある語りは、目の前に情景が浮かびます。
見応え、聞き応えのある朗読でした。