予約していた新刊が入りました。
「セーラー服の歌人 鳥居 拾った新聞で字を覚えたホームレス少女の物語」です。(KADOKAWA 1,300円)
幼い頃、目の前で見た母の自殺、
その後、預けられた養護施設での虐待、若くしてホームレス生活。
義務教育もろくに受けられず、拾った新聞などで文字を覚え、歌を詠むことを知ります。
標準語強いられるとき転校は 味方のいない街へ行くこと
理由なく殴られている理由なく トイレの床は硬く冷たい
屋根があるトイレに行ける寝ることが できる私が生きている施設(いえ)
これからも生きる予定のある人が 三か月後の定期券買う
みずいろの色鉛筆で〇つける 「今日も生きた」を確かめるため
目をふせて空へのびゆくキリンの子 月の光はかあさんの色
写真は資料から。
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