昨今ではV・UHFのモノバンドリグはコストパフォーマンスのせいかお目に掛かりません。そして、これらモノバンド機は不人気のせいか、驚く価格で入手することが可能ですね。その価格・・何と3,600円・・1年使うと一か月あたり300円!!です。しかし、リグの中でも特に144メガのリグは乱暴に扱われているようで期待は出来ません。保管状況が悪いだろうと予測しましたので、いきなり電源を入れることは避けました。フタを開けてみれば!! ↓ ↓ です。
外に出て、エアーを吹きかけ埃を飛ばします。花粉もたじろぐありさまでした。(マスク必着ですhi)室内に入り電源投入し各部を確認するといくつかの症状が出ています。
1.内蔵SP不良 2.TS機能(早送り)不良 3.チョッとハム音 4.とにかく激しくガリオーム(全てのVR) 5.メーターランプ切れ・・・ところが、基本的な部分は何と大丈夫であります。ほんの少しばかりの調整等を加えて1局お相手いただきました。このシリーズの50Mhz版であるIC551は私も所有していますが機能としてはIC251の方が充実しており、CWで必須でもあるブレークインも装備されています。(当時IC551の定価は89,800円に対してIC251は128.000円もしたのですね1979年の発売です)
総額3,600円で1日あたり10円で1年間遊べそうなリグに期待が高まります(笑)もちろん1年以上大丈夫でしょうhi