「お母さん」なんて言われちゃったよ！

　近隣の町にある、レストランの宣伝に来た、
営業の２０代半ばくらいの男の子に
言われちゃったんですけど。

　周りからは「年より若く見える。」
なんて言われて、
それはそれで、アンチエイジングの風潮もあって
嬉しいのですが、
「お母さん」って言われても、
全然嬉しい事に最近気付きました。

　家出猫を探している時にも、
探している猫が草むらから出て来たのを見た、
５０代くらいの女性が、
「お母さんが呼んでるって分るんだね。」
って私に言って、一緒に喜んでくれた時も
実は嬉しかったのです。

　「自分は幼稚なのでは？」と、
心のどこかで心配しているので、
「お母さん」と呼ばれても大丈夫な風格とか貫禄とかは
だんだん身に付いて来ているのかな？
仲間に入れてもらえているのかな―なんて。

　でもその一方で、思い出したのですが、
実を言うと、私は女子高生の頃は、
「老けている…。」
「シブ過ぎる…。」
とよく言われていたのです。

　今のうちから、「ババアの趣味や教養」とかを身に付けて
おけば、（俳句とか、コーラスとかゲートボールとかかな～？）
本当のババアになった時に、
また「若いね～。」
って言ってもらえるかもしれません。

　現在、「オバさんにはオバさんの楽しみがある！」
（温泉とか、和食が美味しいとか、シックな服を背伸びしなくても着られるとか…。）
という事に気付き、目からウロコが落ちて、
それなりに楽しんでいます。

　だから今は未知の「ババアの世界」にも、
きっとそれなりに楽しい事があって、
またそうなった時には、目からウロコが落ちるのでしょう。




猫ブログ「ちびっころんず:☆:第２章 ～のんびり会報告書～」。
今日のタイトルは「ゴメンね、ツキさん。」です