H29.10.29 日曜日 旅に出て16日目
道の駅「あがつま峡」の朝。
今朝の気温は10度で台風の影響でしとしと雨。
窓から外を眺めると10台くらいがP泊した様子。
天気予報では、今日は終日雨。今日は一日ここにいよう。
テレビのニュースでは、僕がこれから行こうとする長野の天気は微妙だ。
ここは、比較的に新しい駅で温泉が併設されていて、水場もあるのでキャンカー生活の僕には居心地がいい。
昨日は、早めにここに到着して温泉に入った。400円とリーズナブル。
決して大きな温泉ではないが、露天風呂に寝湯があって、そこで暫くじっとしていた。
今日は雨で紅葉の画像もないので、今回の旅で何とかしたいと思っていた事を暴露。
人からみれば何でもない事だが、僕にとってはとても大事な事。
これは今朝の朝食の内容。
ご飯に味噌汁、生玉子に漬物のたぐいに、生野菜が無い替わりに納豆がある !!
僕は納豆が嫌いだ。
納豆を最初に見たというか、匂ったというのは、はっきり覚えてないが中学の頃だったと思う。
あの独特な匂いがたまらず、息が出来なくなるくらい。
それから、この年になるまで納豆は口にした事はない。
我が家では、カミさんも子供たちも納豆を食べる。食べないのは僕だけだ。
特に娘は、フライパンで納豆を炒めたりするが、その匂いが家の中に立ち込めると僕は逃げ回らないといけない。
それだけ納豆が苦手だ。
ところが、毎年の健康診断で、医者からメタボだと言われる。
それは、自分でも分かっているが、医者は続ける。
「酒を控えて運動して下さい。脂肪は少なめに、良質なタンパク質を取るように心がけて下さい。」と言う。
そこで僕は、良質なタンパク質とはどんなものですかと問い返した。
すると医者は、例えば、納豆とか・・・。
よりによって納豆かよ。 と僕は思った。納豆が体にいいことは何となく知っている。
「納豆は食べた事がありません。」と言うと、医者は、「食べず嫌いではないですか。歳をとると好きなものも変わりますよ。一度食べてみたらどうですか。」と言う。
そういう経緯もあって、今回の旅で何とか納豆が食べられるようになりたいと努力している。
昔の人はいいことを言っている。
心頭滅却すれば火もまた涼し。
為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。
もうこれで5食目だが、どうにか食べれるようになった。
ただ、まだ好き好んで食べるまではいかない。何とか食べられる程度だ。
この事は、カミさんに言ってない。
大きな事を言って、旅から帰って納豆が食べれなければ笑うだろう。
いい男が納豆ごときで笑われたくないので影ながら努力した。
ここに公にしたのは、何とか食べれるようになったからだ。
納豆が食べられれば、朝のメニューが一品増える。
これで苦手なものが一つ減れば、我ながらうれしい限りだ。
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