先日、FFヒーターのダクトを追加したので今回は温度センサーを取付けた話。
寒くなるとどうしてもお世話になるのがFFヒーターだ。
今のキャンピングカーにはほとんど搭載されていると思う。
FF式だから室内に燃焼ガスが充満することがないので安心だ。
温度調整は、右側の円いダイヤルで設定する。
最初は、右に回し切ったところで強燃焼させて、落ち着いたところで設定を下げてやる。
ところが、使っているうちにどうも温度調整がうまくいってないのに気付いた。
最初は問題ないが、室内が暖まってくると暑過ぎたり、かと言えば寒いのにヒーターが入らなかったりと面白くない。
何でだろう? と調べたら、温度センサーはFFヒーターの中にあることが分かった。
それならと外部温度センサーを購入したが、問題なのはFFヒーターの中のセンサーも働いていること。
その兼ね合いが分からないまま取付けた。説明書にも記述がない。
取付けは、温度コントローラー近くにある抵抗(620オーム)をカットしてコネクターに差し込めば完了。
センサー自体は指先にのるほどの小さなもの。どうせ、サーミスタが入っている程度だろう。
温度コントローラーのつまみをペンチで引っ張るとナットが見えるので、それを緩めて裏からコントローラーを外す。
コントローラー近くの黒いテープをほどくと抵抗が見えるのでそれを両端で切断する。
切断した箇所に付属のコネクターを取付けて、温度センサーを接続する。
センサーをどこに取付けようかと思案するが、取りあえずは温度計にぶら下げて様子をみた。
普通使う上では全く問題なく快調に動作するので、1年くらいはぶら下げたまま使っていた。
アナログ温度計を外した後の穴を利用して、温度センサーを取付けた。
それまでうまくコントロールしていたが、壁に固定すると温度コントロールが鈍くなる。
結局、壁から少し浮かせると調子がいいので今はこんな状態で放っている。
それでも、温度センサーを付ける前に比べたらはるかに快適になった。
その内、何かいい方法を見つけたい。
使っているうちにコントロールがおかしいときがあるのに気付いた。
気温が低い時に、FFヒーターがある3rdシート下の温度が上がるとうまくコントロールしない。
原因は、3rdシート下のダクトで周囲の空気が温められて、FFヒーターに回り込んでいるようだ。
取りあえずの対策として、空気取入れ口のグリルを外して新鮮空気が入りやすくしてやると調子がいい。
しかし、この方法も簡易的に試しただけに過ぎず、髪の毛やペットの毛を防ぐ対策も必要だろうし、マイナス10度にもなる場所では効果がないかも知れない。
最もいい方法は、3rdシート下のダクトを保温して熱が外部に漏れるのが減れば、FFヒーターの温度コントロールもきちんと機能するはずだ。
それより先に、外部センサーを取付けたときの動作について、メーカーに問合わせするのが先決だろう。
快適化はこちらを見てね !
H29.12.8 加筆修正
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