ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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昨日のインバーターテストに波形を加えた

2018-10-17 |  快適化(電気関係) 

世の中、DC-ACインバーターは色々な種類が出回っている。

よくサイン波インバーターがいいと言われるが、価格が高いの難点。

モーターを回したり、精密計器はサイン波がいいのは当り前。

昔のブラウン管テレビはサイン波でないと映らないものも多かったが、最近の液晶テレビはどれも矩形波で映る。

インバーターの種類によってどの程度電気の使用量が違うのかを、手持ちのインバーターで調べてみた。

テストは画像の5個と、キャンカーに積まれている1,500Wで試した。

インバーターの負荷には、テスト用としてパナソニックの19インチTVを使用した。

このテレビは、12Vのアダプターで動作するのでキャンカー乗りでは使っている人も多い。

 

インバーターは全部で6個テストする。

難しいことはしないで、インバーターの無負荷時とテレビをつけた時の電流を読む。

 

 

テスト前に、DC12.5VでDCアダプター無しのときの電流を呼んだら、1.0A 流れた。

言い換えると消費電力は 12.5Wになる。さすがに低消費電力だ。

 

 

大橋産業の120Wインバーター

出力波形は調整矩形波

無負荷時 0.22A

テレビ負荷時 1.61A

小さい画像はクリックすると大きくなります。

   

インバーターの出力波形は矩形波と言っても分からないのでオシロスコープで画像を撮った。

これは家庭に来ているAC100Vの電源をオシロスコープで見た波形

これは大橋産業のインバーター波形

見にくいので時間軸を拡大した。

 

昔購入したトランス式インバーター130W

出力波形は矩形波

無負荷時 0.35A

テレビ負荷時 1.73A

 

トランス式インバーターの波形

 

 

小型のインバーター 150W (ファン付)

出力波形は矩形波

無負荷時 0.37A (ファンが動作)

テレビ負荷時 1.64A

   

波形的には大橋産業と同じだ。

 

未来社のサイン波インバーター 250W(ファン付)

出力波形はサイン波

無負荷時 0.32A (ファンは動作なし)

テレビ負荷時 1.83A

     

さすがにサイン波インバーターだけあって波形がきれい。

 

未来社のサイン波インバーター FI-S353A 350W(ファン付)

出力波形はサイン波

無負荷時 0.48A (ファンは動作なし)

テレビ負荷時 1.75A

     

こちらも同じサイン波だ。

 

未来社のサイン波インバーター 1500W(ファン付)

出力波形はサイン波

無負荷時 1.1A (ファンは動作なし)

テレビ負荷時 2.2A (ファンは動作なし) 29.7W

    

 

測定結果は、インバーターの容量が大きくなれば、待機電力も大きくなる。

しかし、インバーターの波形の種類 (矩形波、サイン波) による電力消費はどちらも同じ程度。

テレビを見る程度なら矩形波の安物の100Wくらいのインバーターでも十分だということが分かった。

さらに、テレビをキャンカーの1500Wのインバーターで見るのは電気を余計に使っている。

最も電気の使用量が少ないのは、DCアダプターを取去って直接12Vを入れてやるのが省電力。

しかし、12Vでリミッター等を取付けて設定電圧以上にならないようにしないとテレビが壊れる可能性大だ。

それが難しければ、100W程度の矩形波のインバーターが使える。

 

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コメント (6)
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