キャンカーだけでなく、一般車でも前輪から異音がする場合がある。
異音と言っても色々あるが、シャーシャーいう音がする場合は、大きく分けて二つある。
一つは、ブレーキパッドが減って警告音が出ている場合。
もしシャーシャーいう音が連続的にするようになったら、タイヤを外して点検したほうがいい。
この音は高い金属音なので、歳を取ると高音が聞き取りにくく見逃す人も多いので注意が必要だ。
自分でタイヤを外すのが面倒なときは、ディーラーでもいいし、修理工場でもいい。
タイヤを外してキャリパーを覗けば、ブレーキパッドの厚みが見える。
このときハンドルを切ったほうが見やすい。
キャリパーの覗き穴から見たもの。
これは、パッドの残り代が十分にある場合の様子。
パッドの中央の割が見えるときは全く問題ない。
こちらは、パッドの残り代が2mm程度になったもの。
ここまでくるとシャーシャーいう異音がしてパッドが減ったことを知らせる。
上の状態で交換したブレーキパッド。
パッドに取付けられた金属板がブレーキディスクに当って減ったことを知らせる。
パッドが無くなると、ベースの鉄がディスクに当ってディスクを傷つける。
そうなるとディスクを旋盤で削る破目になって、とても大きな出費になるのでご注意を !
ブレーキパッドが3mm以上あるのにシャーシャー音がする場合は、ブレーキパッドが熱で変質している場合が多い。
特にキャンカー等は、荷物を満載したトラックと同じ状況でブレーキはいつも悲鳴を上げている状況だ。
パッドが厚いうちはそうでもないが、だんだん薄くなるに従い変質が大きくなるので音が出やすい。
その場合、ディスクが削れることはないが、この先ずっと音がするのでパッドは交換したほうがいい。
パッドが減っても変質しても、ディスクに接触しているのでブレーキを踏まなくても異音がする。
お願い。
ランキングに参加していますのでクリックして応援、お願いします。
にほんブログ村
人気ブログランキング