ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

キャンカーのFFヒーターが停止

2019-01-06 |  トラブル 

新しい年が明けて間がないが、早々にブロ友さんからブログに書込みがあった。

寒くなってサブバッテリーが持ちそうにない、FFヒーターが勝手に止まってしまったと冬に多く発生するトラブル。

今日は、FFヒーターが止まってしまった場合の対処について。

うちのジルにはベバストのFFヒーター AT 2000STという軽油を燃焼させるヒーターが付いている。

ジルのエンジンの軽油を使って燃焼させるので、大変便利で燃料の使用量も少ないが、時々オーバーホール(OH)をして内部をきれいにしてやる必要がある。

取扱説明書には2,000時間程度使ったらOHするように書かれているが、アワーメーター等が付いてないので、実際今どれくらい使っているか等分からないのが実情。

その為に、多くがFFヒーターがトラブって止まってから気がつく事が多い。

 

 

 

ベバストのFFヒーターの内部構造

 

 

コントローラーは最近になって色々出てきたが、以前のタイプはこれが多かった。

うちのジルのを写真に撮ったものだが、トラブって停止するとコントローラーの真ん中が点滅して異常を知らせる。

最近のものはエラーコードが直接表示されるものもあって分りやすい。

余談だが、FFヒーターの温度コントロールが見にくいのでよく使う範囲を針と目盛りを付け加えている。
仮に付けたつもりがそこそこ長くなった。

 

 

FFヒーターがトラブルと、短く5回点滅した後 長く点滅する回数によってエラーコードが設定されている。

例えば長く2回点滅した場合は、F02を見る。

F02を見ると、作動中に火が消える → ヒーターのスイッチを最低2秒間切る。そしてヒーターのスイッチを入れるとある。

 

ネットでエラーコードを探したが、2種類とも同じものなので分かりやすい方を見ればいいと思う。

 

 

色々やってみて、エラーが解除できない場合がある。

その場合は、
 1 コントロールスイッチを最大にして、電源のヒューズを抜く。
  (
FFヒーターはバッテリープロテクタを経由してないのでヒューズを抜くかコネクターを外すしかない。)
 2 15分くらい放置する。コントロールスイッチをオフにする。
 3 ヒューズを入れる。
 4 コントロールスイッチを最大にする。
これでリセットが掛かるので、動くかも知れない。

 

寒い冬の明け方など、サブバッテリーが一番弱っているときにFFヒーターをつけると、起動時に瞬間的に10A程度流れるので、電圧低下エラーで停止してしまう事もある。

旅に出ていて寒い冬の朝にFFヒーターが点かないのは辛い。
それを避けるにはやはり早目のメンテナンスが必要だと思う。

 

FFヒーターを自己責任でOHした記事はこちら

 

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コメント (12)
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