中国からリン酸鉄リチウムバッテリーの生セルを購入する人が増えている。
電極にバスバーをボルトで止めるが、時々締めすぎで
アルミ電極のネジ山を壊してしまうトラブル相談が年に数件舞い込んで来る。
電極はステンレスの6mmの六角ボルトを締めこんで固定する。
ボルトの掛かりが少ないのが原因だか、ネジ山を壊してしまったら電気の取出しが難しい。
付属のボルトは6mmで首下長さは10mmだが、実際バスバーを止めると掛かりは6~7ピッチくらいのもの。
これだと締めすぎてアルミ電極を壊してしまうのも無理はない。
ネジ山が壊れたままではボルトが締められないので、6φ-20mmのスタッドボルトを使用。
金属の接合に強いボンドを壊れた電極に少し流し込んで、スタッドボルトを固定する。
完全に固まってから、バスバーを取付ける。
スタッドボルトはあくまでバスバーを固定するもので、電気の通り道としては考えない。
電気は電極とバスバーの接触で取出すが、接触抵抗を下げる為にスタッドボルトを締め上げる。
最近はアリエクやアリババでも生セルにスタッドボルト仕様のものも多いので、そちらにした方が良さそう。
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