今回はバッテリースイッチについて手持ちの物についてバラして内部構造も一緒にご紹介。
まず最初のスイッチの仕様は6~32V 連続280A(断続380A)ボルト端子径:9.2mm
サイズは100 X 100 X 75mmとかなり大きい。
うちでは400Ahのサブバッテリー 2セットの入切りに使って、キャンカーを使わない時には各々のバッテリーを遮断して循環電流を絶っている。
スイッチ自体は大きいし価格も1万円以上するが、分解して接点を見ると小さな小豆くらいのボッチが接点になっている。
これで定格の280Aも流すと、電圧ドロップがかなり激しそう。
うちで電子レンジを使って100Aくらい電流を流したら0.5Vくらい電圧がドロップした。
この内部構造では当たり前かな ?
ここがこの切替えスイッチの生命線の接点の部分。
こんなので280Aも流したら大変
厚さが3mmの銅板を使って接点が焼けるのを防いでいる。
スイッチの大きさにダマされた感じが強い。
ネジも真鍮製で安心感はあるが、接点があれじゃあ持たないね。
定格電流 275A
サイズは 7 x 9.5 x 7.5 cmと上のスイッチに比べると2.5cmくらい小さいがかなり小さく見える。
スイッチは上のタイプより小さいが、100A通したときの電圧ドロップは0.2Vくらいで小さい割には健闘している感じ。
おまけに価格も2,000円チョットくらい。
こちらは接点にメッキボルトの頭を使っているのはいい案だと思う。
接点の凸部分は上のスイッチより大きいので、こちらの方が同じ100A流しても電圧ドロップが小さいのもうなづける。
見栄えはダサいがこれは国産品。
アサリの偽装問題じゃないが、やはり国産品が一番いい。
造りもしっかりしていて、よく船のバッテリースイッチとして使われている。
最大許容電流:500A/1分間 150A/ 連続というもので、これなら納得できる数値。
サイズ:縦83mm×横84mm×高さ78mm
一番おススメのバッテリースイッチで、いろんなところで売られているが、ここが一番安そう。
こうやってブログに書くとすぐに売り切れるので買うなら早いほうがいいかも。
最初の大きな切替えスイッチは、価格も高くて何となく頼りがいがありそうだが、性能的にはこの中では最下位。
まん中は価格も2,239円であまり期待はしてなかったが、意外に良かった感じ。
やはり一番いいのは3番目でこれは説明するまでもなさそう。
最後はヒューズについて。
リチウムバッテリーはエネルギー量が凄いので、元ヒューズもそれなりの物が必要になる。
普通、メガヒューズと呼ばれている大きなヒューズでヒューズホルダーも大きいので、設置場所に苦労する。
出来れば電線のケッチヒューズのように小さいと助かるのだが。
このメガヒューズの選定が難しく、中華製の規格が分からない。
100Aのメガヒューズは、100Aの電流が流れても切れないのは普通だが、200Aの電流が流れて数秒で切れる程度。
余裕をみるのもほどほどにしたほうが安全かも。
ここに挙げなかったが、中華製のブレーカーはよく注意して購入したほうがいい。
アリエクでいくつか購入したが、いいのは最初だけで使っているうちに仕様を満たさなくなる。
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