以前、RENOGYのリチウムバッテリー充電器(20A)を購入した。
うちにもバッテリー充電器はいくつかあるが、リン酸鉄リチウムバッテリー専用というのはない。
リチウムバッテリーはいくつもあるのに専用の充電器がないというのも何かと不便なもの。
最初はアリエクで探したが、肝心な細かい仕様が分からず安物買いの銭失いになるのもいやなので、色々調べて安くてきちんと充電出来るものを探した。
リン酸鉄リチウムバッテリーを満充電する場合は、バッテリーメーカーによって充電電圧や充電方法、さらには最終の充電電流が違うので、その仕様に合わせて充電する必要がある。
この充電器は、RENOGY社のリチウムバッテリーはすべて満充電できるし、一般的なBMSが内蔵された物なら問題なさそう。
RENOGYのHPの画像を拝借して簡単に説明。
充電器本体は樹脂製のケースに密閉されている。
フル充電ではかなり熱を持つが許容範囲といった感じ。
充電器をACコンセントにさすとLEDが緑になる。
バッテリーに接続するとLEDが赤く光って20Aの電流で充電する。
バッテリーが14Vくらいにになるまでは20Aでフル充電するが、14Vになったら充電電流が4A弱になる。
そのまま充電を続けて2A以下になるとLEDが緑になって充電完了となる。
短絡保護と過電圧保護機能が付いているので安心。
充電器をAC電源につなぐとLEDが緑に点灯。
充電器のワニ口をバッテリーに接続するとLEDが赤になって20Aで充電する。
バッテリーの端子電圧が14Vになると充電電流が4A弱になって、LEDが橙色に変化。
充電電流が2A以下になるとLEDが緑になって充電完了を知らせる。
大体このときのバッテリー電圧は14.2Vくらい。
充電器に負荷をつながない状態の電圧は14.46Vだった。
部屋での測定風景。
狭い部屋なので電動昇降デスクはこんな時に便利。
使った感想としては、RENOGYの製品は総じてハイレベルな割に価格が安く安心して使える。
ただこの充電器ついて難を言えば、中華製によくあるが電源ケーブルと充電ケーブルの黒いビニル外皮がやけに固い。
使い難いので、ワニ口クニップ側の黒いビニル外皮はかなり剥いで使っている。
リン酸鉄リチウムバッテリーのセルは満充電電圧を超える3.4~3.45Vくらいから電圧暴走しやすくなる。
そのため多くのBMSはセル電圧が3.4Vくらいからバランス充電が始まって電圧暴走を防ぐ働きをする。
しかし、BMSの内蔵のバランス電流は小さいので充電電流を抑えてゆっくり充電してセルバランスを整える。
この充電器はそんな面倒な作業を自動でやってくれるので、一つ車に積んでおけばかなり便利かも。
ちょうど今ならRENOGYも20日までのバレンタインセールで15,300円で買えるぞ。
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