LiTimeのリン酸鉄リチウムバッテリーの充電器が新しくなった。
12V系では10A、20A、40Aの3種類があり、24V系は20Aで48V系は10Aとなっている。
新型はバッテリーの接続にワニ口クリップを廃止し、端子をネジ止めする構造になっている。
50Aのアンダーソンコネクターで接続するので、取外しが便利になって信頼性が向上した。
標準的な12V系の20A充電器を紹介。
箱に入っているのは、充電器本体とアンダーソンコネクターが付いた充電コード、電源ケーブルとマニュアル。
これまでの20Aの充電器を比較の為に並べたが、新型は一回り小さい。
ケースは樹脂製からアルミの押し出し成型になって、充電ケーブルが軟らかく扱いやすくなった。
旧型は外皮がやたら太くて硬く、取り回し難かったので外皮を剥いで使用した。
大きな違いは、新型は排熱のためのファンを内蔵しており、サイズが 63.5×90.5×206.5mmと小さくなった。
充電ケーブル側の下にLEDインジケーターがあり、充電器の状況を表示する。
LiFePO4バッテリーと充電器を接続してから、充電器に電源コードを差し込むと充電動作に入る。
充電を始めるとファンが回り出すが、ファンのノイズは比較的に大きめ。
充電電流はほぼ20A程度で、充電が進むと流れる電流も減少する。
旧タイプは発熱が大きかったが、新型はファンで強制空冷しているのでほとんど発熱は無い。
ケースの底面が一番発熱しているが、温度は37℃程度。
LiTimeのLiFePO4バッテリーは、バッテリー電圧が13.8Vくらいで充電が完了して充電器のLEDが点灯。
充電が完了すると流れる電流はゼロになる。
次にRENOGYのバッテリーで試してみる。
基本的にはLiTimeと同様で、充電電流は20A。
LiTimeと違うのは充電完了の電圧。
バッテリー電圧は14.4Vになった。
このときの充電電流は3.3A。
充電電流が0.7A以下になって充電完了となった。
この時のバッテリー表示電圧は14.6V。
ここで注意するのは、
充電器を接続したままだと、バッテリーを消費して電圧が低くなっても、
充電器は満充電のLEDがついたままで充電動作には入らない。
充電動作に入るためには、充電器電源を一度外してやるか、充電器とバッテリーとの接続を切り離すかすると再度充電するようになる。
他に注意することは、この充電器は充電完了を電流監視して0.6A以下になると充電が完了して満充電となる。
その為、パススルーでバッテリーに0.7A以上消費する機器を使用していたら、いつまでも充電完了にはならない。
この充電器は保護機能もしっかりしているので安心して使用できる。
旧型は、自然空冷でかなり熱くなったので開放された場所でしか使えなかった。
新型はファンを内蔵しているので、バッテリー庫内の設置も可能で充電器をバッテリーにつなぎっ放しでも問題ない。
ただしバッテリー庫内の換気は十分考慮のこと。
充電器の一次側にスイッチを付ければ、RVパークなどで簡単に充電が可能になる。
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