軽キャンレジストロにLiTimeの460Ahという大容量のリチウムバッテリーを積んで配線を終えた。
次にやるのは、リチウムバッテリーをきちんと充電できるように機器を設定する。
ソーラーコントローラーはバッテリーの選択をリチウムに変更して、温度センサーを外す。
こうすることによって充電電圧は14.4Vになる。
温度センサーを付けたままでリチウムに変更するのを忘れると、ソーラーからバッテリーの充電電圧は夏の暑いときで13.9くらいから冬の寒いときに15.0Vくらいまで変化する。
この車は、100Wのパネルしか載ってないが、パネルの大きさと充電電圧は関係ないので注意。
次は走行充電器をリチウムに設定変更する。
オルタネーターからの充電電圧を14.4~14.6Vに昇圧。
エンジンを掛けて数十秒後のアイドリングでの充電電流は 28.6A。
多分この車のオルタネーターは50Aくらいのもの。
30分後の充電電流は 23.9A
そして次は外部充電。
充電器は既設の鉛バッテリー用(30A)と新しくリチウム専用の40A充電器を設置。
通常使用のときは、既設のCC-30 充電器だけで賄える。
CC-30充電器は鉛バッテリー用だが、そのままリチウムバッテリーで使用すると、
バッテリー電圧が低いときにはバルク充電動作となり、そのまま放置すると14.2Vくらいまで上がって満充電になる。
バッテリー電圧がある程度高い(13.2V程度)と充電器は、自動的に鉛バッテリーのフロート充電動作となり、充電電圧は13.6~13.7V程度で補充電を行う。
補充電の充電電流は数アンペアとなるので、急いで満充電したくてもできないが、自宅やRVパークなどで外部電源に挿しっぱなしで使う場合は放電した量だけ捕充電してくれるので便利。
バッテリー電圧が高い状態で充電すると充電器は補充電となり、この時は13.7Aで充電されていた。
リチウムバッテリーの残容量が半分以下で、バッテリー電圧が13.2Vを切った状態で充電器のスイッチを入れるとバルク充電になり、リチウムバッテリーは満充電まで充電される。
LiTime 40A充電器
一般的なリン酸鉄リチウム電池を充電する充電器で、バッテリーにつないで電源スイッチを入れるとフルで充電する。
バッテリーが満充電になると充電を停止し、バッテリー電圧が下がっても自動的に充電する監視機能はない。
再度充電動作に入るには、電源スイッチを入れ直す必要がある。
リチウムバッテリーの電圧が低いとき(13.2V以下)
CC-30の電源を入れるとバルク充電となり20A以上で充電する。
そのときにLiTimeの40A充電器をONにするとどちらも働いて60A以上で充電する。
しかし、リチウムバッテリーの電圧が高いとき(13.2V以上)
CC-30の電源を入れるとフロート充電となり13.6~13.7Vで補充電する。
そのときにLiTimeの40A充電器をONにすると、CC-30は充電を停止し、LiTimeの40A充電器は14.6Vの40Aでフル充電を行う。
リチウムバッテリーに替えて、鉛バッテリーの充電器も一緒に取替えることが多いが、多くの場合はそのまま使える。
多くのキャンピングカーが採用しているすぐれもの充電器も同じように使えるが、大容量バッテリーにしたときは少し非力なので充電器を足した方がいいかもしれない。
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