今日、勉強会があって、薬屋さんが用意してくれた弁当が出た。
弁当は美味しかったのだが、食べていた一人の弁当にハエが混入していた。
勿論、ハエは死んでいる。
肉の炒め物の表面ではない奥の方に混入していた。
なので、肉と一緒に炒められていたと思われる??
推測するに、生肉に止まっていたところを火にかけられて、逃げ損なったのではなかろうか?
推測するに、生肉に止まっていたところを火にかけられて、逃げ損なったのではなかろうか?
ハエには火が通っていそうなので、衛生的には問題は無いのかもしれない
でも、そのまま食べる事も、看過することも出来ず・・・
結局、弁当の製造元に電話をした。
結局、弁当の製造元に電話をした。
製造元の責任者に電話が繋がった。
済みません と、謝っていただいて、その弁当の代金を返しますと言われた。
しかし、勉強会で薬屋さんが用意してくれた弁当で、こちらは無料で提供された立場。返金される立場ではないし、そんな要求をしているわけでも無い。
こちらは、このような事実があったという事を伝え、今後、そのようなことが起こらないようにしてもらいたいと言っているだけなのだ。
そんな事を言っても、真意はなかなか伝わらず、提供してくれた薬屋さん、そして製造した弁当屋さんが大慌てで謝意を伝えに来てくれた。こっちは往診に行こうとしていた時間だったので、平身低頭謝られていることがかえって「困ってしまう時間」だったのだけれど、そんなことも言えないから、何とか「謝ってもらいたいわけではなくて、次から起こらないようにして欲しいだけです。」と、こちらの真意を丁重にお伝えして帰っていただいた。
それから、色々考えました。
ハエが混入していたのですが、火が通っていたとすれば、衛生上は何の問題も無いですよね。(証明は無いけれど)
ハエって昆虫ですよね。最近、流行っている昆虫食、ハエだって衛生上問題が無ければ立派な昆虫食の材料ですよね。
人間って、同じ事象に遭遇しても、どうとらえるかで全く違って見えるのですよねぇ。六本脚の小節足動物の甘辛炒め、昆虫食と捉えるか、ハエの混入と捉えるか。 流行の先端であるのかもしれないし、吐き気を催すあってはならない混入物なのかもしれない。人間って勝手ですよね。
リスとネズミなんて、尾っぽが毛におおわれているか、臼歯が4対なのか3対なのかくらいしか変わらないのに、リスは可愛いと言われ、ネズミはキャーと黄色い声をあげられる存在です。
リスとネズミは、近縁とは言え、種の違いがあります。でも、もっともっと近しいというか、遺伝的な違いはないのに、扱いが大いに異なるものがあります。ブス(ブ男)と美人(美男子)です。この2つの間には明確な差は全くありません。あるのは表面数㎜程度のの凹凸の差でしょう。だから、修正可能なので、整形美人(整形美男子)が存在しえます。
ネズミも奥歯を一対足して、尾っぽに増毛処理をすればリスになって「可愛い」と言われるのでしょう。
ブス(ブ男)はもっともっと簡単に修正できます。表面の凹凸をチョット修正すればいいだけですから。
私は、美容整形に反対なんて全くしません。希望する人はすれば良いと思います。ネズミがリスになり、蛾が蝶になっても良いじゃないですか。親からもらった体にメスを入れるなんて などと言われる方がおられるようですが、そんな方は、癌に罹患しても、親からもらった体のまま、メスなんて入れることなく経過を見られるのでしょうか?
お弁当にハエが混入していたことから、話が広がりし過ぎましたね。この話の広がり方が、論理による拡張です。ハエの混入が昆虫食の話になるのも、美容整形の話になるのも、頭の中のニューロンの繋がり方次第。
ま、これで良いのだ!!!