命のカウントダウン(健康余命3605日)

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補助金、なかなか貰えませんね。

2023-06-07 03:40:15 | 新型コロナウィルス
新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴い幅広い医療機関で診療にあたるための環境を整備するための設備整備支援を行います。
等と言う厳めしい文言の書類がやって来た。
普通に表現すると、新型コロナ感染症に対する診察をするのに必要なものを購入するなら補助金を出しますよと言う事なのだろう。

坂根医院は、この3月に新型コロナ感染症を屋外で診察するために「大屋根」を作ったばかり。
ひょっとすると、これに対する助成金が出るかも と、配偶者と二人して説明会に参加した。

これまでに、3台あるPCR検査装置のうちの1台に関して助成金(補助金かもしれない)を貰っている。上手く利用出来たら、とても有用なのだ。しかし、これまで、私の動きは速すぎて、助成金の対象になる前に購入したものが殆で、少しばかり悔しい思いをしてきた。それで、今回は説明会に参加してみたというわけだった。

説明会に参加して、奈良県の説明を聞いて、やっぱりねと、ガックリした。
やはり、私の動きは速すぎて、助成金の対象からは全て外れている様だったから。具体的には

1,HEPAフィルター付き空気清浄機
2,HEPAフィルター付きパーティション
3,個人防護具 簡易ベッド
4,簡易診療室及び付帯する備品
5,新型コロナを要るし感染症患者を診察した医療機関において消毒、清掃を行う費用

以上に対して補助金が出る可能性があるとの事でした。
1から4まで、全て1年以上前に設置済みであります。5に関しては、日常的に職員で清掃しているので、費用の計上は困難。なので、諦めました。

大屋根に関して、一括償却ではなく、10年間の減価償却なので、毎年経費として計上されますが、それは補助金の対象になりませんか?と、質問を投げたのですが・・・・それは無理筋ですよねと、上手くかわされました。

と、いうことで、今回の補助金に関しては貰えませーん!!残念!!

蛇足 今週の新型コロナ新規陽性者数です
2023年6月5日 2名
   6月6日 1名
   でした。  

新型コロナワクチン集団接種と個別指導回避について

2023-05-28 22:04:02 | 新型コロナウィルス
新型コロナワクチンの集団接種の問診と救急及び居残り医師を担当してきました。
今日も救急は何もなくて、良かったです。
救急担当、出来たら避けたいのですが・・・どういうわけだか、いつも私です。釈然としませんが、頼りにされているのだとプラスに考える事にしましょう。

救急担当や居残りで個人の収入が増えます。今この年になって収入が少し増えても、税金が増えるだけでほとんど嬉しくないのですが・・・・

個人ではなく坂根医院としての収入が増えたことが問題になってしまっております。
発熱患者さんを人数制限なく沢山診察し、保健所からの新型コロナ患者さんの往診依頼を引き受けたばっかりに、レセプトの点数が高くなって、近畿厚生局から「レセプトの点数を下げないと個別指導をするぞ」という脅しを受けています。これは本当に腹が立ちます。
新型コロナの患者を診断したら特別に報酬を出すから発熱外来頑張ってしてね!新型コロナ患者の往診をしたら点数を三倍にするから、頼むから往診してねと設定したのは厚生労働省ではないですか。それなのに、それに応じたら「点数が高すぎる。点数を下げなければ個別指導のおシラスに引きずり出すぞ!」って一体何なの???

過去には、個別指導のイジメにあって自殺した医師もいました。閉院された方もおられました。



坂根医院は患者さんの利便の為に院内処方にし、処方日数も基本的に2か月にしていました。そして、往診、訪問診療、在宅医療に力を注ぎ、がん末期患者さんが自宅で最期の時を過ごすことができる援助してきました。そして新型コロナの発熱外来にも注力してきました。それが全てレセプト点数を増やしてしまう因子でありました。

只今現在、個別指導を回避するためにこれらの「点数がかさむこと事」を出来るだけ避けるようにしております。しかし、いったん引き受けた在宅患者さんを今更断るわけにはまいりません。何とか個別指導は回避しつつ、これまでやって来た坂根医院らしい医療を継続したいと心砕いて工夫しております。

そのために、これまでは安定している生活習慣病の患者さんへの投薬機関、2か月を基本としていたのですが泣く泣く一か月に短縮させていただきました。近畿厚生局が問題にするのは、レセプト一枚当たりの点数なのです。

坂根医院は基本的に院内処方なので、2か月処方にすると、一か月処方よりレセプト一枚当たりの点数は2倍近いものになってしまいます。一か月処方にすると半分近くに減るのです。しかし、患者さんの手間は倍増します。そして一年を通じたコストも、再診回数が倍増するので高くなるのです。厚生労働省が目指している診療のスリム化と全く違った方向に向いてしまいます。

坂根医院の手間も倍増するし、良いことなど何も無いのですが、個別指導を受けたくない一心で現在のところ、処方は一ヵ月とさせていただいております。来年3月31日までの一年間、個別指導に呼ばれなければ、次に集団的個別指導に呼ばれるまではまた処方日数を基本2か月に伸ばそうと思っています。

本当にくだらない制度に振り回されております。でも、やはり個別指導を受けたくはありません。何とか回避できるよう、一年間努力したいと思っています。ご迷惑をおかけしますがなにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

今後、色々とご迷惑をかけるかもしれませんが、坂根医院が生き延びるためのあがきだと思ってお許しくださいませ。お願いします。


第9波はまだ来ていない様です。

2023-05-24 09:09:28 | 新型コロナウィルス
5月19日に ひょっとして第9波に入っているのか?と述べ、そこでやはり違うだろうと述べたのですが・・・
やはりまだ第9波には突入していない様です。

厚生労働省は、今後の感染者数の推移を過去のデータと比較できるようにするため、2022年10月から2023年5月7日までの「第8波」を含む感染状況のデータを、「定点把握」で集計し直し、参考値として発表しました(青色の棒グラフ)。以下のグラフでは、この過去の参考値(青色の棒グラフ)と、2023年5月8日以降の最新の「定点把握」の数値(黄色い棒グラフ)を、便宜的に同じ画面内に連続して表示しています。 
このグラフも一緒に提示してくれたらいいのにね!
まあしかし、過去の定点把握の状況を発表してくれたので、現在の状況、トレンドが分かります。良かったです。
毎週金曜日の発表ですが、月曜から日曜までの集計を金曜日に発表する??あまりに遅いと思います。ホント、今の時代に何考えているのかと思います。今度は、5月15日から21日までの集計データを26日に発表です。ホント使えねぇなぁと思います。

ちなみに5月23日の坂根医院の新規陽性者はゼロ人でした。

そうそう、ジョンホプキンス大学のCOVID-19 Dashboard 今のところ5月8日以前と変わっていませんね。今後どう変わっていくのか、楽しみに?しています。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/dashboards/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6



第9波に既に入っている?

2023-05-19 22:30:37 | 新型コロナウィルス
本日、5月8日以降初めての新型コロナ定点観測の結果が発表されました。
奈良県下55の定点医療機関での新規陽性者数は140人:一軒当たり:2.55人でした。これが以前の全数把握のどれくらいに相当するのかは、比較対象出来る数値が発表されていないので全くもって見当がつきません。

発表が一週間単位で、それも遅い。今回の初回発表では、増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのかのトレンドすら分からないです。

全数把握していた時の、現在定点となっている医療機関の陽性者数は厚生労働省として勿論把握しているでしょうから、全数把握時と定点観測の相関関係を厚生労働省は分かっています。分かった上での定点観測への移行の筈です。

新型コロナに対する医療費負担も変わってしまったので、単純比較は無理だという話もありますが、誰も単純に正比例で考えろと言ってはおりません。強い相関関係にあるのは確かであろうから、その関係性が知りたいと言っているだけです。


要するに全数把握の時の全数と、定点観測の数との間には、強い相関があると推測できるから、全数把握を簡素化して定点観測に格下げしても良いと判断したはずなのです。その相関関係を知れば、定点観測の数が以前の全数把握していた時の数値に大まかに置き換えることが出来て、この数年間慣れ親しんだ感覚として実感できるに違いないと、申しております。

厚生労働省、ホント、やる気ないから、そんな仕事してくれないのだろうなぁ。

閑話休題 奈良県の医師会長が昨日18日に「奈良県は既に第9波に入っている可能性がある」と述べたようです。
まあ、何々がこれこれの可能性があると言われたら否定はできませんよね。
試験の選択肢にあれば、これは選択せざるを得ない言い回しです。

坂根医院でも、5月19日本日3人の新規陽性者が出ました。
今週11人になりました。明日もあります。
GW前の数週は週に1,2人でしたから、明白に増加しているのは確かです。
でも、私はこれまでに何度も言っている様に、これはGW後の小さな波でしかなくて、8月の盆明けにも小さな波は来るだろうけれど、いずれも第9波と言えるほどには大きくならず、第9波が来るとすれば、冬以降だろう
と、言っているのですが・・・・どうなるのでしょうね。

奈良県の医師会長と同じような否定できない言い回しで私の意見を言うと
今回の新規陽性者増加は、第9波と呼べるほどの増加ではない可能性がある
ですかねぇ。

総数把握していた時と、定点観測の今と、新型コロナに対する医療費負担も大幅に変化しました。
それで、受診控えが増えていることも実感してはいます。
でも、情報が多く積み重なっていけば、相関の在り方もより鮮明になって来るでしょうしね。何しろ、情報は公開してくれることが何より大切だと思うのです。厚生労働省さん、やる気が無いのも、これまでの先輩たちが作ってきたシステムの批判になる様な改革をしたくないのも分かりますが、時代は進んでいるのです。もう少しタイムリーに現況が分かるシステムを構築してはいただけないものでしょうか。既存のシステムを破壊しないと新たなシステムは出来ないことを理解してくださいませ。貴方方、頭はとても良いらしいですよね。自分たちを自分たちであらしめている既存のシステム破壊は怖いですか?
もう少し尊大になって下さい。お願いします!!

新形コロナ、3か月ぶりに 7人陽性 

2023-05-15 22:41:00 | 新型コロナウィルス
本日2023年5月15日は、朝から(発熱外来)に多くの来院者が来られました。
朝は11人に抗原検査またはPCR検査を施行し、6人が陽性でした。
午後では一人に検査をして、その一人が陽性でした。
7人陽性だったのは、2月8日の8人以来、3か月ぶりでした。
陽性者が多いと陽性率も上がるのですが、本日の陽性率は58%と相当高い数字です。第6波、第7波のピーク時に近い数字です。
しかし、5月8日以前と以降では、検査にかかる自己負担金が大きく異なり、怪しくても検査を希望しない人が多くなっています。今日も、怪しいなあと感じる中高生が何人か検査を希望せずに対症療法の薬だけを希望されました。
費用が安い時と同様なレベルで検査数が多かったならば、陽性者は少し増えて、陽性率は少し下がったのではないかと感じました。

私は、以前、GW後とお盆の後に小さな波は来ると思われるけれど、第9波と呼べるほどのものではなくて、第9波が来るとしたら冬になったからではないかと、書いたのですが・・・・この予想は当たるのでしょうか、それとも、このまま第9波に突入してしまうのでしょうか。

全国的にはどうなのか、知りたいけれど、5月8日以降、全数把握は無くなりました。定点における週単位の報告がずいぶん遅れてされるだけらしいです。このネット時代になんとやる気のないことだと感心するのですが、それも、5類の先輩であるインフルエンザの情報収集を踏襲しているのでしょう。これまでの不出来なシステムを、悪く引き継ぐなんて最低のやり方だと私は強く思っています。少しはやる気出して素早く情報を集めて出すシステムにしないと、今後の新たな感染爆発に全くもって即応できません。即応なんてする気も無いのでしょうけどね。

これから、坂根医院では診療日には陽性者数を即日に提示するようにします。
2023年5月15日の新型コロナ新規陽性者数は7人でした。