命のカウントダウン(健康余命3605日)

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アスリートのの急死 その1

2021-08-09 18:14:39 | 
 中日ドラゴンズの木下雄介投手が27歳で亡くなったことで、アスリートの若き急逝にスポットライトが当たっています。若年アスリートの急死は、急性心臓死が多く、風邪などウィルス感染症をきっかけとしての心筋炎に根差した致死性不整脈による急死が多いのではないかと言われています。
 木下投手の死因は今のところ不明であり、新型コロナワクチンが関係したのかどうかは分からないですが、致死性不整脈の様な「急性の循環不全」がきっかけであった可能性は非常に高いと思っています。

 若年のアスリートの急死について少し調べてみました。
遡ると、野球選手では、1985年1月には南海の久保寺雄二選手が26歳で亡くなっています。静岡県の実家に帰省中、風邪をこじらせたのが原因。
選手ではなくコーチですが、巨人の木村拓哉コーチは、2010年4月2日、試合前シートノック中に突如として意識を喪失しそのまま倒れ込んだ。救急隊によってAEDで蘇生処置を受けた後、広島大学病院に緊急搬送され、検査などの結果、クモ膜下出血と診断され、そのまま緊急入院して治療を受けていた。しかし、容態は改善することのなく、4月7日亡くなった。37歳であった。

 USAの女子バレーボールチームでは背番号7は永久欠番です。フローラ・ハイマン選手 ロサンゼルスオリンピックの銀メダリスト オリンピック後、ダイエーチームの助っ人として来日するも、1986年1月24日、試合中にベンチで倒れ、救急搬送されるもそのまま帰らぬ人となった。(没年31歳)死因はマルファン症候群による大動脈解離という医師国家試験に出そうなものでした。(知っていれば、すぐに理解できますが、知らなければ分からない)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4793
ハイマンの死後、日本バレーボール協会の健康対策委員会が設置され、協会登録の全選手に年2回の心臓疾患を中心とした定期診断を義務付けているとの事です。

  大相撲では昨年5月、勝武士(高田川)が新型コロナウイルスのため28歳で死去。古いところでは1971年10月に横綱玉の海が現役中に27歳で急逝した。急性虫垂炎を悪化させたの原因だった。
 若くはありませんが、幕内まで進んだ力士の平均寿命は、62~3歳とも言われており,すべてのスポーツの中でダントツに短いと言われています。近年だと、元横綱北の湖(63歳)、千代の富士(61歳)、元大関貴ノ浪もまた43歳で急逝されています。(ベッド上での急性心不全)
 実際、力士たちの健康診断をすると、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常などの生活習慣病だらけ。これでは寿命縮むわなぁと納得いたします。


サッカーでは、元日本代表でJFL(日本フットボールリーグ)松本山雅DF松田直樹さんは2011年8月4日、長野県松本市内の病院で心筋梗塞のため34歳で亡くなっています。松田さんは2日前練習中に突然倒れ、そこから回復されることは無かった。

国際的にも、サッカー選手が試合中に急逝というのは、何度も報じられて来多様です。
パトリック・エケング(元カメルーン代表 26歳没 2016年5月6日 試合中の突然死)を始めとして多数おられるようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E7%AB%B6%E6%8A%80%E4%B8%AD%E3%81%AB%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%B8%E6%89%8B



医学的には、一般的に健康的な人間の突然死につながる突発的な心臓疾患は、心筋の炎症が原因だと見られているという。とりわけ、インフルエンザのような極端なものでなくとも、ウイルス性の風邪から心筋の炎症に繋がることが多いとされているようだ。 それに新型コロナワクチンが関連し得るのかどうか?(その2に続く:長くてすみません)



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