世界中でデルタ株が猛威を振るっています。
本日、日本全国で約2万人の新規陽性者が出ました。
地域格差がかなり大きくて、沖縄県は10万人当たりの新規陽性者数が287人と、世界最悪レベルとも言われています。
我が奈良県は全国18番目、それでも、10万人当たり57人と、高いレベルです。
新型コロナ予防接種が進んでいるUSやUKでも、感染再拡大が広がっています。デルタ株は相当に難儀な対象の様です。ただ 、(有効な)予防接種が進んでいる地域では、死者数は低いレベルを保っている様です。
私は、連日新型コロナ感染症疑いの方の診察をしています。昨日も2人の新規陽性者の方の検体を扱いました。全国の医療機関では、多数のコロナ患者さんに対して多くの医療関係者が医療行為をなされており、直接触れる事も多いと思われます。しかし、最近では医療関係者の感染は非常に少なくなっています。結局、基本に帰るしかないと感じます。
ウィルスは見えないので質が悪いのですが、基本的な回避行動を守れば、普段の治療行動で、そんなに感染しません。ウィルスの取り扱いを学んでくると、徐々にウィルスが「見えてくる」様になってきます。
ウィルスが見えてくるようになったら、感染防御の近道が見えてきます 感染防御基本中の基本は、他人には近付かないことです。可能な限り距離を開けてください。勿論、マスクはつけてくださいね。手洗いも励行しましょう。
物理的な距離を保つことが困難であれば、感染防御策としての距離を保ってください。マスク、手袋、換気、取り扱いの工夫などで。
重ね重ねいますが、危険物(他人)に不用意に接近しないことです。田舎の生活では、ある程度可能なのですが、都会では難しいかもしれないですね。でも、知恵を絞って可能な限り他人を回避してください。ヒトからウィルスを貰わない限り、絶対に発症しません。でも、一度でも吸い込んだら・・・・抗体が無ければ・・・・
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