命のカウントダウン(健康余命3605日)

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スポーツと道具

2020-01-06 00:40:06 | エッセイ

新記録続出、魔法の靴のお陰で超スピードレースとなって、実力差が隠されてしまった感さえした箱根駅伝でしたね。

この靴の凄さは、色々な方が詳しく解説れています。本当にエポックメイキングな靴なのですね。

道具を使うスポーツにとって、道具の進化がそのスポーツのあり方を変えることはしょっちゅう起こっています。

逆に道具にあまり依存しないスポーツって・・・・相撲、柔道くらいしか思いつかない私です。

進化の仕方が少しづつであれば、それが目立つことはないですが、急に段差がついて進化してしまうと、問題になる。

エポックメイキングな進化で私が記憶しているのは、水泳のスイムスーツ(禁止となったレーザー・レーサー)、スピードスケートのスラップスケート

スキー靴の材質(革からプラスチックへ)、スキー板もヒッコリーなどの材木から、金属、FRP、CFRP中心に変化したし、滑走面やワックスも日進月歩進化している。
ストックも、私がスキーを始めた半世紀ぶい前は、トンキン竹の貼り合わせた6角形のものでした(古すぎますね)

 

道具が進化するのは当然なのだけれど、競技者が分け隔てなくそれを手に入れられるかどうかが問題なのだと今回のナイキの厚底靴に関して国際陸連(IAAF)は問題視している。

私には言いがかりに聞こえてならない。ナイキの厚底マラソンシューズは一般販売しているし(品切れで手に入りにくいらしいけれど)、各メーカーが開発が競い合って、自分たちと仲の良い選手が有利になるように仕向けるのは当然の事だと私は考える。

あまりにあからさまに、その道具を使った人だけが有利になるなら問題もあるだろうが、今回のナイキのシューズは、誰もが手に入れることが出来る、一般的な道具だ。

だから、国際陸連の本音を通訳すると、「上納金が少ない割に騒動を起こしすぎ!マラソンで2時間切るとかけしからん!!」と叫んでいる気がしてなりません。ま、私の想像でしかないですが・・・

東京オリンピックのマラソン、ランナーの靴は、ナイキの新モデルの左右色違いの靴で占められるのでしょうか。楽しみですね!!



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