令和 5 年第 26 週(令和 5 年 6 月 26 日から令和 5 年 7 月 2 日まで)分の 新型コロナウイルスの全国の感染状況は、1つの医療機関当たりの平均の患者数が7.24人で、前の週の1.18倍でした。厚生労働省は「全国的に前の週と比べると増加傾向が続いていて、沖縄県では引き続き高い水準で感染が拡大しているため引き続き注視したい」としています。
前の週から増加が続くのは13週連続となります。
前の週から増加が続くのは13週連続となります。
都道府県別では沖縄が突出しています
沖縄県は48.39人 前週の1.22倍でした。
中部、南部、八重山、宮古と、北部以外は警報レベルの30を超えていますね。
今年1月の感染状況と比較すると、県内で毎日2.000人感染者が出ているような状況だと思われます。1週間10万人当たりの感染者数に換算すると850人程度です。
沖縄は、昨年夏にこの値が2404.52というとんでもない数字を記録したことがあるので、それに比べるとまだまだなのでしょう。
ちなみに、日本で2,000を超えたのは、沖縄県と徳島県だけです。
あの頃は、奈良県でも1,000を超える週が続いていて、忘れもしない盆明けの8月15日、これまで図抜けて最高の63人の陽性者を、坂根医院で記録したのでした。その頃は奈良県、医療崩壊しておりました。病状が悪く、救急搬送を頼んでも入院させてもらえる病院がなくて、「誠に申し訳ありません。」と救急車が帰って行ったことが何回かありました。
沖縄県は今、それに近い数字を記録しているので、さぞや慌てふためいているのかと思いきや・・・
数日前に沖縄旅行から帰ってきた友人が「沖縄、新型コロナ流行っているのか分からなかった。皆、平気な顔をしていたよ。」という印象を伝えてくれました。
大変だった昨夏でも何とかなったのだから、(まくとぅそーけー)なんくるないさ なのかもしれませんね。これぞウィズコロナの道じゃないですか。凄いぞ沖縄!!
とはいえ、やはりこれ以上の感染拡大は医療崩壊の拡大を招きます。沖縄県民は勿論、日本国民挙げて沖縄のそしてゆくゆくは地元の医療を守るようできる努力をしていきましょう。日本全国で感染が拡大し続けています。自分を守ることが日本の医療を守ることに直結します。要領よく感染の確立を下げるよう努力してください。お願いします。
ちなみに、坂根医院の今週の新規陽性者数は3日9人 5日4人 7日(本日)2人でした。奈良県も前週5.58から7.89と増えてはいますが、まだまだ対応できる範囲内です。
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