命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

駐車場の屋根、今日は地主さんに相談できませんでした。

2019-07-31 22:49:02 | 日記
地主さんに「借りている駐車場に屋根作らせてください。」と、今日頼みに行くはずだったのだが、全く時間がなかった。
昼休みに行こうと思っていたのだが、今日は、一日中、特に昼休みが一番忙しかった。
今日は31日、月末だったので、それに伴う書類書きがどっさり。それを書きにいつもより1時間早く出勤したのだが、診療前に書けた書類はほんのわずか。なつぞらも見ないで頑張ったというのにね!!
昼休みは、8件も往診があって、帰り着いたら夕方の診療時間開始の4時半を20分近く回ってしまっていて、お待ちいただいていた患者さんたちの目線が鋭くて怖かった。診療を終えて、残った訪問看護指示書などを書いていたらすぐに21時。田舎では深夜!!今から駐車場に屋根作っていいですかなんてとても頼みに行けない!!
 という顛末でした。タイムリミットは刻一刻と迫ってきているというのにね!

 明日は、どうあっても行くぞ!!
 明日は、木曜日なのでうちの休診日なのですよね。
 多くの開業医は、日曜日ともう一日、火曜か水曜か木曜を休みにしているところが多い。変則的な週休二日ですね。
 関東と関西で電気の周波数が違うように、インスタントラーメンの味付けが違うように、開業医の営業形態も違います。
 関東では午前診しかしないらしいのですが、関西では午前しか診ないのは病院だけで、診療所のほとんどは、午前診と午後診があるのです。普通、午前診は9時から12時まで、午後診は4時から7時とか5時から8時とかが多いです。
 午後診療をしない関東の開業医、午後は何をしているのだろう?ほんと、疑問です。
 もっと不思議なのは、関東は午後診療をしていないにもかかわらず、関西と関東の診療所で収入格差があると聞いたことがありません。いったいどうなっているのやら。でも、周囲がしているのに、自分だけしなかったら、周囲より収入が下がるのは自明の理。だから、関西では皆、夜も診療しています。

 うちは、その上に在宅医療に力を入れているので、朝は9時から12時まで、午後は4時半から7時半まで外来診療をして、昼休みに当たる時間に往診に行きます。昼食も食べるので、本当に時間がありません。書かなければいけない書類もいっぱいあるのですが、それは、隙間時間や休診日、夜にすることが多いです。在宅医療に力を入れている開業医の勤務はブラックそのものです。残業時間が月に150時間なんて当たり前の世界です。開業医の平均寿命は4年ほど短いという話を聞いたことがありますが、さもありなんとは思います。
 私は、頑強にできているので21年前の開業以来、ブラックな勤務体制を続けてきました。しかし、65歳になって健康余命は7年程度らしいですから、そろそろ携帯電話から解放されてもいいかなと思い始めました。大好きな仕事ですが、見方によってはいつ呼び出されるかわからない「携帯電話の奴隷」なのかもしれません。それでも、やりがいのある仕事なので、好きなんです。でも、遊びにも行きたくもあります。遠くに遊びに行くと、急な呼び出しにこたえられません。
 複数の医師で医院を回せば良いのです。解決策はそれしかないであろうことは、厚生労働省も私も知っております。でも、うまくいかないのですよ。うちでも、週に3。5日ずつ2人で働けば患者さんの要望にもフルに応えられ、十分に生活できる収入も得られると思うのですが、3.5日は24時間体制で働かないといけないと思うと、誰も応募してきません。私、週7日、24時間体制で21年間働いてきたのですけどね。時間外、特に深夜の緊急呼び出しなんて、月に数回もないのですけどね。でも、それがあるかもしれないと思うと安眠できない人もおられますし、それが正常な神経なのかもしれませんしね。私が図太すぎるのかもしれませんね!!

駐車場の屋根問題から、関西の開業医のブラックな勤務形態に話が飛んでしまいました。

 写真は、3年前に石垣島で遊んだ時の写真です。石垣島での釣りは楽しいです。魚も美味しいですしね!!


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