北播磨総合医療センターで医師2人目のCOVID-19罹患が判明した。
北播磨総合医療センターでも同日夜、粟野孝次郎副院長らが会見。「今後さらに院内感染や感染が広がる可能性は否定できない」として患者の受け入れ中止を発表した。
10日に常勤医師1人が感染した際は「地域医療を支える役割がある」として、従来通りの診療を継続する方針を発表していたが、新たな感染者判明を受けて、「地域医療よりも院内感染の防止を優先した」と判断を一転。「院内の患者に感染を広げてしまいかねず、申し訳ない」と謝罪した。
同センターでは今後、厚生労働省の院内感染の専門家チームから指導を受けて対策を取るという。また、外来患者と患者搬送の受け入れなどは少なくとも12日から25日まで中止し、退院の延期なども行う。化学療法や放射線治療などが必要なケースは治療を受け付けるという。
地域の中心的な存在である同センター。今後の対応については「地域の3病院と話し合いたい」と話すにとどめた。
北播磨医療センターのHPよりhttp://www.kitahari-mc.jp/1063/15760.html
本日、院内に2人目の感染者が確認されました。感染者は、3月10日(火)に感染が確認された医師の濃厚接触者(50代医師)です。
当医療センターとして、今後の患者さんの感染リスクと感染拡大防止のため対応が必要と判断し、3月12日(木)~3月25日(水)の間、外来診療の休診、救急患者受入の中止及び入院患者の新たな受入中止を行います。3月12日(木)~3月31日(火)の間、人間ドック、協会けんぽ、健康診断についても実施を中止いたします。(今後の状況により延長することがあります。)
外来診療を予定しておられました患者さんや入院患者さんには、多大なるご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。
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