命のカウントダウン(健康余命3605日)

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抗体カクテル療法の短所と解決策

2021-08-21 22:51:02 | 新型コロナウィルス
現在国内で新型コロナ感染症(COVID-19)の治療薬としては4種の薬剤が承認されています。エボラ出血熱のレムデシビル、ステロイドのデキサメタゾン、JAK阻害薬のバリシチニブ、そして7月に入院施設での使用を承認され、今回8月13日、条件付きで宿泊施設での使用も認められた抗体カクテル療法のカシリビマブ・イムデビマブ(商品名:ロナプリーブ)です。もう一つ、は厚労省は昨年5月にイベルメクチンのCOVID-19治療への適応外使用を認めています。(承認はされていません)

 この抗体カクテル療法は、新型コロナウイルスに効果のある2種類の抗体が入った薬を投与することで、抗体がウイルスと結合し細胞への侵入を防ぎ、重症化リスクが下げます。
 治療の対象は、50代以上や肺に基礎疾患がある人、肥満の人など、重症化リスクが高い軽症や中等症の患者となっています。24時間以内にアナフィラキシーなどの重い副反応の可能性があるため、宿泊施設では24時間医師の配置が必要とされています。

軽症の方に素早く打てば非常に効果が高いと言われている抗体カクテル療法ですが、実際の使用には様々な壁があります。 まずはこの薬剤が高価で希少なため、様々な制約が設けられています。そしてアナフィラキシーも24時間医師が常駐していなければならない程可能性が高いということです。

 解決策を提案しましょう。抗体カクテルに比べると非常に安価で、国民の7割をカバーするだけの量が既に確保されており、アナフィラキシーの可能性も、医師の観察は15分から30分程度で済むくらいの軽いものです。そして、点滴ではなくて筋肉注射です(2回必要ですが)
 それでいて、抗体カクテル療法に全く見劣りのしない効果が見込めます。
 私の様な開業医で抗体カクテルは打てませんが、ワクチンは打てます
 おまけに、タダと来たもんだ!!
 どうして打たないの?



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