大阪市消防局は23日、新型コロナウイルスに感染し症状が悪化した自宅療養者の救急搬送で今週、受け入れ病院の決定まで24時間以上かかったケースが少なくとも3件あったと明らかにした。最長は46時間53分で、患者はほぼ2日間、自宅待機を強いられた。
自宅療養中に亡くなる方も増加の一途3月以降、大阪だけで8人が在宅療養中に亡くなったそうだ。 私は在宅で亡くなってしまう事が問題だとは全く思っていない。入院するのが嫌だという方も多くおられる。「死んでも入院なんてしたくない」と、言われる方も結構おられる。
入院するという事は、治癒に向けて、自分の人権を侵害されてもある程度仕方がありませんと、いう事に等しい。
問題なのは、入院加療を望んでおられる方が入院できない事。これが問題。
人工呼吸器の装着、ECMOの装着 それ以外の治療は、殆ど在宅でも可能。
でも、そんなことは知られていない。 担い手がほとんど存在しないから。
新型コロナ病床の不足は、尼崎の長尾先生の様に、在宅での治療を広げていけば問題解決につながると思ってはいます。
長尾和宏 - YouTube
問題は、「やりますよ」と、声を上げにくい事。私も、やっても良いとは思ってはいるのだが、患者さんがドドッと来たら、すぐにお手上げになってしまう。
だから、表向きには、黙っています。
でも、でも、今後、新型コロナ患者さんを在宅医療で診ていかなければどうしようもない症例が増えていく事は避けられないと予想されます。
何とか、受け入れたいとは思っています。防波堤にはなりたいのですが・・・
波が防波堤を超える様では、洪水を止める事は出来ません。
何とか、洪水にならない様、一人一人が感染防護意識を高めてください。
波を巨大化させないためには、一人一人が行動変容し、感染の可能性を低くしていく努力を続けていくしかないのです。
人流の抑制も大局的には重要でしょうが、一人一人にとっては、自分が感染しない様、感染を広げない様な努力を続けていくしかありません。
新規陽性者減って余裕がある状態が続く事
医療関係者全員が、そう願っております。
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