少し前までは赤い都道府県が多数あった日本地図ですが、今日は和歌山県だけでした。とはいえ、まだまだ新規陽性者数は多いですね。
本日8月8日、坂根医院の新規陽性者は21人でした。先週8月1日が32人、先々週7月25日がこれまでの最多の34人でしたので、ピークアウトしたのかもしれませんね。
週単位で見ると、
6月26日~7月2日 :1人
7月3日~7月9日 :19人
7月10日~7月16日 :37人
7月17日~7月23日 :54人
7月24日~7月30日 :105人
7月31日~8月6日 :84人
なので、これだけを見ると、奈良県中部の一診療所のデータでは、7月下旬にピークトップを迎え、既に減少に向かっているといえるのかもしれないですね。しかし、あくまでも、超ローカルな超小規模なデータですので、信頼性は非常に低いです。
このところ、自分で抗原検査をして「陽性だったので確認してもらいに来ました。」とご自身で施行され、陽性だった検査キット持参で来られる方が増えてきました。
体外診断用医薬品の検査キットの場合、ほぼ結果は一致します。
しかし、研究用の検査キットはモノにもよるのでしょうが、陰性、陽性が逆になることも多くて、ハチャメチャです。最初は感度が低いだけなのかと思っていましたが、陽性と出たのに改めて抗原検査をしたら陰性。あれれ、医療用よりも感度の高いものもあるのかと思ってPCRまでしたのですが陰性でした。全く信頼できません。
何度も言ってきましたが、研究用のモノは買わないでください。何の役にも立たないです。体外診断用医薬品は、検体採取さえうまく出来れば、非常に有用だと思います。ただ、陰性の場合は良いのですが、陽性だった場合、奈良県においては同じ検査を医療機関でもう一度受けないといけないという決まりになっています。無駄ですよねえ。医療機関には行かないで、自宅でじっとしているという方もおられるようです。それでも感染が広がらなければ良いのですが、感染していたと言う証明が出ないので、企業や学校を休む理由にしがたいし、保険金の請求も出来ません。
沖縄県では、二度手間の無駄をさせないように、抗原定性検査陽性者登録センターを立ち上げ、運用しています。ここに登録すると、医療機関を受診して再検査しなくても、陽性の証明をしてもらえ、保険金の請求も出来るそうです。
自治体によって対応は異なります。統一してくれればいいのですが、政府にはその統率力は無いようです。
沖縄県は感染者数は多いですが、限られた医療資源を非常に有効に活用しておられていると思っています。奈良県も見習っていただきたいものです。
かかりつけ医を通してかかりつけの調剤薬局で、検査キットを買っていました。
ブログを拝見して早速厚生労働省の検査キットの承認情報を確認し、承認されたキットであることがわかりました。
有益な情報ありがとうございます。
ちなみに購入したキットは、RocheのSARS-CoV-2 ラピッド抗原テストです。横浜市在住です。
Rocheの製品なら安心だと思います。上手く使ってください!!