2012年~2020年の人口動態統計データを用いて、日本における新型コロナウイルス感染症流行期(2020年1月~4月末)の超過死亡を週別、都道府県別に推定したところ・・・・・・・ヨーロッパなどでは10万人単位での超過死亡が認められたにもかかわらず・・・・・日本での結果は・・・・・
要約すれば、千葉、東京、栃木の関東自治体で、少し(50人以下)死者が増えたかもしれないけれど・・・2つの計算方法で、全国で47人、138人と、同時期の新型コロナによる死亡者数400人程度を大きく下回るという微妙な?結果となった。
この期間内(2020年1月~4月末)、交通事故死の減少や、他の感染症などによる死亡者の減少があったのかもしれないなどと、どう解釈すればよいのか鋭意分析中とのことです。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/493-guidelines/9748-excess-mortality-20jul.html
厚生労働省研究班(代表研究者=鈴木基・国立感染症研究所感染症疫学センター長)は31日、新型コロナウイルス感染症の流行規模を示す「超過死亡」について、欧米で使われている二つの方法で推計し、昨年末から今年4月にかけ国内ではそれぞれ47人、138人だったと発表した。欧米では新型コロナウイルスによって死亡したと報告された人数を上回る超過死亡が推計されており、新型コロナと診断されずに亡くなった感染者がいた可能性が指摘されている。鈴木氏は「交通事故死の減少など新型コロナによる超過死亡を相殺する要因を考慮しても、新型コロナと診断されずに亡くなった人が多かったとは考えられないと解釈している」と話している。
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