令和2年7月31日、東京都の新型コロナウィルス 新規感染確認者数は初めて400人を超えの463人と発表された。
昨日、新宿区の数が多すぎて集計できずに今日に回されたという事だったので、100人程度増えるのだろうなと予想していたらその通りになった。
全国では1500人を超えるレベルだろうとは思いますが・・・東京都の重症者数は昨日の22人から本日16人に減じた。
感染者数の増加は第一波以上であるが、重症者の伸びは幸いなことに鈍い。もう少し長い目で見ないとはっきりとしたことは言えないのかもしれないが・・・PCR検査数を増やして無症状、軽症者が増えたから・・・だけではなくて・・・新型コロナウィルス自体が変化してきたように思えるのだ。
新型コロナウィルスは、常に変化していて、色々なサブタイプが報告されているが、日本国内においても、何種類かのサブタイプが併存して流行していると思われる。
その中で、弱毒タイプのものが主流になって来たのではないかと感じられる。
京都大学の上久保 靖彦先生と吉備国際大学の髙橋 淳先生は、これまでの日本における感染・重症パターンを詳細に解析されておりますが、私は納得できないでいます。
今現在、日本が第2波のただなかにいるものと考えて、第1波と、第2波の患者さんたちの重症度の違いは、私は、主に弱毒化したウィルスが主流になって来たから説を主張したいと思います。(しかし、既存の強毒ウィルスも併存しているので、決して気を抜いてはならないと思っています)
とにかく、今するべきことは、ウィルス拡大を抑え込むこと、感染のコントロールです。抑え込めば、そのうちにSARSの様に消滅してくれたり、MERSの様に限定地域の風土病化してくれるかもしれません。
幸運を祈りながら、何とか、効果的な感染抑制方法(すなわち、手洗い、マスク着用、三密の絶対的忌避など)を励行していきましょう。
そんな兆しが見えて来ましたね。