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ソフトバンクグループの抗体検査
ソフトバンクグループは6月9日、同グループ社員や医療従事者など約4万4000人を対象に実施した、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査の結果を発表した。全体の抗体陽性率は0.43%で、このうち医療従事者約5800人については、抗体陽性率は1.79%だった。ソフトバンク・取引先ではOrient Gene社、医療機関ではINNOVITA社の簡易検査キットを使用した。(検査キットが異なるため、一概に医療関係者の陽性率が高いとも言えない?SBGの新型コロナに対する動きには突っ込みどころが多すぎます!!)
ニューヨーク州:12.3%
厚生労働省の調査でも、ソフトバンクグループでの検査結果でも、抗体保有率は1%以下であることに違いは無い。「結果は予測の範囲内で、大半が依然として抗体を保有していない」。厚労省の担当者は今回の結果をこう評価する。既に東京大やソフトバンクグループなどが大規模に抗体検査をしており、市中の抗体保有率は「1%未満」との相場観ができつつある。一方、米ニューヨーク州が5月上旬に公表した住民1万5000人を対象にした抗体検査の結果(12・3%)、日本の低さが際立つ。
それにしても、集団免疫確保への道の何と遠いことか!!!!
あの、感染爆発を起こしたニューヨーク州ですら抗体保有率8人に一人以下の抗体保有率である。集団免疫が有効になるには3人に2人以上程度の抗体保有が必要と言われている。そして、ニューヨーク州の12.3%の抗体保有者も・・・・いつまで抗体を保有しているのか、そもそも、この抗体が感染防御に有効なのかどうかすらわかってはいないのだ!!
スウェーデンを始めとするマスク嫌いの方々よ、マスクはした方が良いようですよぉ!!!集団免疫への道は前途多難です!!ワクチンも(有効で外の少ないと思えるものが出来るのは・・・)3年はかかるのではと、私は個人的に感じておりますしねぇ
企業が社員に抗体検査を実施する動き
企業単位で、抗体検査を推し進める動きも、見られるが、抗体検査は現在の感染状況を判断する材料には全くならない。企業が安心を得たいがためにもがくのは理解できるが、無駄な動きだと私は考える。それよりも、現在、日本で成果を上げているマスク着用、手洗い励行、可能な範囲でのソーシャルディスタンス確保、換気、接触感染予防などを地道に推し進めるべきだと考える。
京大ウィルス学の宮沢教授が言われるように、「押さえるべきポイントを押さえれば、そんなに拡大していく感染症ではない。日本の感染拡大抑制もそこから来ているので、当然だと感じる」(私が勝手にまとめました。間違っていたらごめんなさい)というご意見に大賛成です。
抗体保有率が低いとはいえ、感染患者の数倍も存在することの分析
東京、大阪、宮城の抗体保有率が海外よりも大幅に低かったとはいえ、報告感染者数の割合(5月31日時点)と比べ、抗体を持っていた人の割合は東京で2・6倍、大阪で8・5倍、宮城で7・5倍おられたわけです。この抗体所有率は、ロシュ社とアボット社の両キットがともに陽性の場合のみカウントされているとの事で、偽陽性率は低いと私は考えています。ですから、新型コロナウィルスに感染したにもかかわらず、PCR検査を受けなかった(ひょっとして、PCR検査を受けたが陰性だった?)方がかなりおられたという事になると思います。
新型コロナ抗体陽性と判断された方々に病識があったのか?全く無症状だったのか?
病識があったけれど、PCR検査を回避されたのか?それとも受けたけれど陰性と判断されたのか?
病識があったのにPCR検査を回避された方がおられたのであれば、その理由は??
いろいろと疑問は湧き出てきますけれど・・・・
出来る事を地道になし続けてまいりましょう。日本のミラクルを継続していくために!!
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