マスクや手袋は、新型コロナウィルスの予防に役立つどころか、使い方によってはかえって害にさえなる!!
日本では、厚生労働省の職員さんたち、検疫官たちが、ダイアモンド・プリンセス号に出入りして、その時に、マスク、手袋をして、患者さんには2M以上近寄らないと言っておきながら
何人も感染されて、自分たちのやっていることの無意味さを国民全員に示してくださいましたよね!!
要するに使い方次第です。
どんなに有意義な道具も使用者が使い方を間違えれば、意味がないということですね。
「 クルーズ船ではこれまでに、別の検疫官1人と厚労省職員2人、内閣官房職員1人の感染が判明しており、感染が判明した政府職員は計6人となった。今回検査で陽性となった男性職員は、既に感染が確認されている同省職員ら2人と、3人一組で仕事をしていた。男性職員は40代で、15日に乗船し、事務作業に当たった。」
新型コロナ感染拡大 「マスクや手袋では防げない」専門家ら指摘
3/18(水) 10:11配信
【AFP=時事】新型コロナウイルスの予防策としてマスクや手袋を着用することについて、専門家らが17日、大半の人にとっては効果がなく不必要であると指摘した。さらに、使い方によっては感染をより速く拡散させる恐れすらあるという。
【図解】新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(18日午前2時時点)
イタリア、スペイン、フランスなどで、ほぼ全面的な封鎖措置が講じられるなか、世界保健機関(WHO)の勧告は世界的な流行が始まってから変わっていない──手洗いをし、顔に触れず、人混みに近づかないようにすることだ。
WHOによると、自分自身や看護対象者に感染の疑いがある場合は、公の場での防護マスク着用が望ましいという。この場合、できる限り外出を控えることが求められている。
世界は現在、医療専門家向けのマスク不足に直面しており、パンデミック(世界的な大流行)が長引くことで、この問題がさらに悪化する恐れもある。だが、マスクに関する専門家らのメッセージがすべての人々に届いているわけではない。
フランスのオリビエ・ベラン(Olivier Veran)保健相は16日、「通りを歩く人の多くがマスクをしている。これは保健省の勧告に該当する措置ではない。保健省の窓から見える光景に驚いている」と述べている。
■マスクの汚染
マスクをめぐっては、いくつかの問題があると専門家らは指摘する。医療専門家らの間で最も必要とされる在庫が急速に消費されていること、そして着用している人々に安全に対する誤った意識を与えることだ。
例えば、マスクを着用する人の多くにみられるのは、最初に入念に手を洗い、気密性を確保し、いったん着用したら触れないようにするという公式の勧告に従わない姿だ。
仏保健当局のジェローム・サロモン(Jerome Salomon)氏は、「人々は常にマスクの位置を調整し直しているが、それによってマスクが汚染される可能性がある」としながら、ウイルスへの暴露によって確実にマスクへの付着も起きると指摘する。
手袋も同様だ。予防効果を大幅に高めるどころか、着用者を感染させる恐れすらある。米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の専門家アメシュ・アダリヤ(Amesh Adalja)氏は、AFPの取材に「顔に触れるのを止められないなら、手袋は何の役にも立たない」と説明する。
2015年に医学誌「米感染制御ジャーナル(American Journal of Infection Control)」に発表された研究では、人々が顔に触れる回数は1時間に平均20回に上ることが明らかになっている。
アダリヤ氏は、「手袋は手洗いの代わりにはならない」として、手術用手袋は医療機関内でのみ使用するべきだと念を押した。
ベラン保健相も「手袋をしている人は、手を洗わなくなる」と述べ、注意を促している。【翻訳編集】 AFPBB News
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