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新型コロナ オミクロン亜種BA2について

2022-03-31 00:32:34 | 新型コロナウィルス
新型コロナウイルス対策で適用されていた蔓延(まんえん)防止等重点措置が今月21日で解除されたが、新規陽性者数は高止まりか再増加しているようにも思われます。。現在の主流株BA1に比べ感染力が高いオミクロン株の系統株「BA・2」への置き換わりが進み、4月中に国内での検出割合がほぼ100%に達すると予想されている。

マスク有無で15分会話した場合の感染確率 国内で流行するオミクロン株は、当初は系統株「BA・1」と、その表面のスパイクタンパク質に1カ所変異が入った「BA・1・1」があったが、感染が広がるにつれてBA・1・1が主流になった。 オミクロン株の解析を行っている東京大の佐藤佳(けい)准教授(ウイルス学)によると、BA・1・1はBA・1よりやや感染力が高いが、特性はほぼ同じと考えられている。

一方、BA・2はスパイクの塩基配列がBA・1と大きく異なっており、より感染性を高めているとみられる。すでにデンマークや英国では主流株がBA・2にほぼ置き換わり、フィリピンなどの東南アジア地域でも顕著な増加傾向にある。
 佐藤准教授は「BA・2はBA・1・1よりもさらに感染力が高い。BA・2の割合が増えている他国で感染の再拡大が起きているように、置き換わりが進む中で人流が活発になると、日本でも感染が拡大するだろう」と指摘する。蔓延防止等重点措置の解除で街に人波が戻り、BA・2の感染拡大が第6波より高い波を引き起こす可能性も懸念されている。 23日に行われた厚生労働省の専門家組織の会合で示された資料によると、BA・2はBA・1・1を含むBA・1と比べ、感染後に他の人にうつるまでの日数を示す世代時間が15%短く、感染者1人が何人に感染を広げるかを示す実効再生産数が26%高い。また、国立感染症研究所の予測では、検出割合は4月第1週時点で72%、5月第1週時点で97%に達する。 座長の脇田隆字(たかじ)感染研所長はBA・2への置き換わりに関し、「感染拡大の圧力になるだろう。今後、感染者数が再度増加に転じる可能性がある」と語った。 病原性をめぐり、英国保健当局はBA・2感染後の入院リスクが「BA・1より高まっているとはいえない」と報告している。ただ、東大などの研究チームの動物実験の結果によると、肺組織に早く広がりやすく、BA・1への感染による免疫がBA・2には効きづらい可能性もあるという。海外ではBA・1感染者のBA・2への再感染も報告されている。 一方、ワクチン効果に関しては、英国のデータによると、発症予防効果は、2回接種から25週以降でBA・1は10%、BA・2は18%。3回目接種だと、2~4週後でBA・1が69%、BA・2は74%に高まり、10週以降はBA・1が49%、BA・2は46%に減少するなど同様の傾向を示している。 国内で承認されている治療薬については、東大や感染研などの研究グループが、中和抗体薬の効果が従来株よりも低い懸念があるものの、細胞実験で一定の効果を確認。レムデシビルやモルヌピラビルなどの抗ウイルス薬は高い効果を維持していると発表した。 


厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は直近1週間の全国の新規感染者数は、前の週と比べて1.04倍となり、約1カ月半ぶりに増加に転じた。専門家組織は「リバウンドの可能性も懸念される」として注意を呼び掛けた。
 国立感染症研究所は、オミクロン株の派生型「BA・2」の割合が週内に6割に達し、主流化するとの推計を示した。
 分析結果によると、29日までの直近1週間の新規感染者数は、北海道や東京、大阪、福岡、沖縄など各地で前週よりも増加した。
 東京は検査の陽性率が上昇しており、リバウンドの兆候がみられるという。


都内の感染者数が3日連続で、前の週の同じ曜日を上回ったことについて、小池知事は、「オミクロン株『BA.2』への置き換わりが大変なスピードで進んでいるため」との見解を示した。BA.2は、従来のオミクロン株よりも感染力が強いとされている。
東京都では、29日、新たに7846人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。先週の火曜日(3533人)より2倍以上増えた。1日の感染者数としては、3日連続で前の週の同じ曜日を上回った。現在の感染状況について東京都の担当者は、28日、『下げ止まり気味かもしれない』と話していた。
一方、29日時点で、オミクロン株の特性を踏まえた重症者は108人で、病床使用率は13.4%。患者全体に対しての病床使用率は26.2%にとどまっている。


デルタ、オミクロンBA1、BA1,1株の感染者減少よりも、オミクロンBA2株の感染者増加が多く、高止まりから再増加、第7波の始まりの様な形になっているのでしょうね。
現在の高止まりは、第6波の衰退と、BA2による第7波の始まりの合成の結果です。第7波は私の予想では穏やかな増加を示すと思われますので(BA1の抗体がBA2にも抑制効果を示すから)第7波は「高止まりからのほんの小さな波」で終わると予想しています。でも、影響期間は長いですが!!

まとめです

#1,オミクロン株の感染拡大は今しばらくは続きます

#2,それは、BA1系統の株からBA2系列のより感染性の強い株への移行が進むからです。

#3,BA1もBA2も、発熱、咽頭痛 頭痛、倦怠感、咳などの症状はほとんど変わらないです。すなわち症状で見分けはつきません。

#4,今後しばらく、第6波の減少と第7波の増加が打ち消しあって、新規陽性者数の高止まり傾向は続くと思われます

#5,希望的な観測ですが、新型コロナ感染症は今年の夏をピークに世界から潮を引く様に消滅していくように思えます。これは、あくまでも希望的観測ですが・・・・最近私の予想は当たることが多いです!!株やFXなど、お金が絡むと見事に外れますが・・・

憎たらしいことに、プーチンが権力の座を明け渡す姿が見えませんです。ウクライナ紛争がどうなるのか、予想できないでいます。








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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (camper)
2022-03-31 14:47:14
コロナが消えてなくなるなんて・・・・希望的観測過ぎますかねぇ。当たってくれたら良いのだけれど・・・・
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Unknown (camper)
2022-03-31 14:45:18
ゼロコロナ政策は、何時かは破綻するのですねぇ。ニュージーランドや中国の現況を見て、そう思っております。そして、USAの「ドッカーンと感染者が出てしまったけれど、その後、スーッと波が引いて静穏な状態になっています。

ある程度、「かかりそうな人」がかかってしまわないと、コロナは収まらないのかもしれないですね。

日本はしばらく「高止まり」か漸増あたりでしょうが、そちらではモグラたたき状態が続くのでしょうか・・・モグラの数はどんどん増えそうなのだけど!!
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Unknown (marurobo36)
2022-03-31 14:11:16
コロナウィルスも生き残りに必死で、変体を繰り返していますね。
今年の夏ですか・・・ 
コッチは、ここに来て ドンドン増えています。
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