新型コロナウィルス感染症に対する感染症法上の扱いが、明日5月8日から、これまでの「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」から「5類感染症」 に変わります。
具体的には、法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組みから、個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとした対応に変わります。
要するに自分で考えて決めてくださいって事です。
これまでの様に感染したら7日間休むべしではなくなります。感染しても休まずに出社したり登校することも可能ではあります。でも、新型コロナ感染症自体が5月8日で変化するわけではありません。徐々に弱毒化してきているとはいえ、重症化しやすい高齢者や有疾患患者にとっては怖い感染症であることに違いはありません。重症化しにくい若い人々にとっても、新型コロナに罹患することはしんどい事ではあるでしょうから、出来るだけ感染を広げない努力はこれまでと同様にし続けていく必要があります。
本日5月7日の全国の新規感染者数は 14,436人でした。第8波が収束し、その後の小さな揺らぎの中に居るようですね。以前に予想した様に今しばらく大きな波は来ないように思います。この時期の5類移行、厚生労働省にとっても国民にとってもラッキーだと思います。
この落ち着いた状態がいつまで続くのか。現在BA5に変わって主流になっているのがXBB1.5なのですが、静かに入れ替わっている状態で、第9波を起こす勢いはないように思われます。第9波は、現在未知の新たな変異種が引き起こすのではと予想しているのですが・・・・どうなるのでしょうね。
兎に角、制度に変更はありますが、新型コロナ感染症自体が変わるわけではありません。人間が勝手に扱いを変えるだけです。決して油断されませんように!各種の補助金もどんどん無くなって、新型コロナに掛かってしまった場合の患者さんの負担金も増加するのも確かな事実です。掛からない努力、続けた方が良いですよ!!
BA3 BA,2 BA,5
XBB/XBB、1 BQ,1/BQ,1,1、、、現在主流の変異株が
さらに変異しながら、、、、どうなるんでしょうね?
自然免疫獲得で感染力が低下するのを待つという
犠牲ありと推測されても、決行したのでしょうか?
碁盤の真ん中を取りに行ったみたいな、、、