命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

坂根医院の空気清浄装置

2023-04-08 23:16:13 | 新型コロナウィルス
坂根医院の新型コロナ対策で、空気清浄機の事を忘れていました。
新型コロナが話題になる前から、我が医院は呼吸器疾患の方が多く来院されるため、感染症対策として空気清浄機を沢山並べていました。
もう、何度も入れ替えているので写真はありませんが、常に8台以上医院の各所に置いていました。
今でもシャープのプラズマクラスターは何台か置いてあります。
新型コロナが流行り始めてすぐの2022年2月に導入したのが、エアロサイド空気清浄機というNASAの技術を導入してフィルター掃除が要らないとかいうもので10万円近くしたのですが、これ、今5千円台で投げ売りしています。
坂根医院では、受付に今でも置いてあるのですが、受診券の受付ポストに見えるのか、受診券を入れられることがあります。実際の除菌の役には全く立っていないと思われます。

そのあとすぐに本格導入したのがパナソニックのジアイーノでした。次亜塩素班は良いのよ、じあいいの という関西企業ならではのネーミングですよね。

中には水タンクがあり、そこに食塩のタブレットを入れて食塩水を作り、それを電気分解して次亜塩素酸を作ってウィルスなどを死活化させるというのがうりの商品です。2020年2月に3台3月に1台、6月に1台計5台導入しており、今も稼働中です。
次亜塩素酸による空気の清浄化に対しては、色々な意見があるようですが、私は、濃度をきちんとコントロールすれば有益であり、害はほぼ無いと言っていいレベルだと思っております。

次亜塩素酸を使った除菌用品で首から下げるタイプのもので事故があった様ですが・・・・首から下げるタイプのモノは、次亜塩素酸にしろ2酸化塩素にしろ、いずれにしろ濃度のコントロールが困難なことから、全く無意味かつ有害な代物だと私は思っています。
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20130430_1.pdf
特に、大幸薬品のクレベリンの「医師が勧める」というCMは、心底腹立たしいものでした。何処の医師が勧めるねん!!と思ったら、大幸薬品の社長が医者なのでした。政府も悪質さを認識し、勧告を出しました。
https://www.tsuhanshimbun.com/products/article_detail.php?product_id=6106&_ssd=1

閑話休題
そして、新型コロナ感染症の数も増えて来た2021年1月に導入したのが日本エアーテック社の「クリーンパーティション」という薄い板状のHEPAフィルター付きエアクリーナーです
これを送気と吸気の2台をペアーにします。そうするとその2台に挟まれた空間が清浄化された空気の流れで満たされるというわけです。
坂根医院では、診察室と処置室に2ペア設置しています。

これらが功を奏しているのか?基本的に発熱者、有症状者は屋外でドライブスルー形式で診る事を基本にしているせいか、坂根医院ではこれまで2000人ほどのコロナ患者を診てきたにもかかわらず、院内感染はゼロです。

運もあると思いますが、出来るだけの事はしてきているつもりですし、今後も出来る事があればしていきたいと思っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿