日本医師会新型コロナウィルス感染症対策本部長 横倉義武氏 及び、日本医師会感染症危機管理対策室長 釜 萢 敏氏の連名で、地区医師会長あてに3月11日FAXが届き、それが転送されてきました。
新型コロナウィルス感染症が疑われる者の診療に関する留意点について と題されたFAXで、A4で3枚
「すべての患者の診察において、標準予防策であるサージカルマスクの着用と手指衛生の励行を徹底すること、また、患者が発熱や上気道症状を有する場合であっても、後述の検体採取やエアロゾルが発生する可能性のある手技を実施しないときは、標準予防策の徹底で差し支えないとされています。
上記について、日本医師会として、新型コロナウィルス感染症に関する知見が得られていない現状では、例えばインフルエンザなどの場合には検査せずに臨床症状にて治療薬を処方することをご検討ください」
と、ありました。インフルエンザの検査などをする場合は、サージカルマスクに加えてフェイスシールドやゴーグルなどで目を保護し、ガウン、手袋を装着すること と、あります。ここまでしてインフルエンザの検査は・・・したくないなぁ。
幸い、インフルエンザ、落ち着いてきましたしね。
標準予防策に必要な、サージカルマスク、手指消毒剤 あと、2か月程度は持ちますが、供給がないといつか必ず枯渇します。長期戦になると考えているので、安定した供給体制をと、思いますが・・・全国民が・・・いや、世界中がマスクして手指消毒しているのだから・・・・・・・なかなかむつかしいでしょうねぇ
とにかく、いつかは当院でも出くわすであろうCOVID-19患者さんに、サージカルマスクと手指消毒の徹底という標準予防策対応で、濃厚感染者を免れるというのは安心できるニュースでした!!
厚生労働省が濃厚感染者じゃないとみなすと言ってくれているだけで、感染しない保証はどこにもないです。ただ、PPE(マスク、ゴーグル、防護衣等の個人防護のための物品)が全く足りてない中、フル装備でないと濃厚接触者とみなすと言われると、患者さんが発生するたびに、受診された医療機関のほとんどは2週間閉鎖を余儀なくされてしまいます。そういった(営業的な観点からの)少し安心できるニュースでありました。
隙だらけですが・・・威圧感は全くないので、患者さんの印象は良いようです。ウィルスが・・・避けてくれたらいいのですがねぇ
最前線 頑張ってください。
としか言えないですが、気をつけて下さい。
気をつけようがないんですが。。。
最前線は・・・・危なっかしいのは確かなのですが・・・面白いし、やりがいもあるので・・・もうすぐ66歳になるというのに・・・いまだ身を引けないでします