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2019~2020シーズンのインフルエンザ流行状況は、どうもこれまでと様子が違っています。
立ち上がりは通年よりも早く、10月あたりで小さな盛り上がりを見せていました。
TVで今シーズンのインフルエンザの流行は、通年より一か月以上早いですと盛んに言っていましたよね。(これには、ラグビーのワールドカップで南半球からの持ち込みが影響したのかもと言われています。)
沖縄地方はいつもかなりユニークな動きを見せるのですが、今年は特に独自の動きを見せてくれています。
早くも9月から警戒レベルに入り、10月いっぱいまで警戒レベルを続け、その後11月に入って落ち着きを見せ、流行が終焉したように見えたのですが、最近また感染者数が増えてきています。これは、本土からの持ち込みもあるのかもしれませんね。
2019年10月14日~20日のマップです。沖縄は赤色ですが、他日本全国真っ白です。
時折、鹿児島が黄色くなっていたのは、やはり人の往来が多いのでしょうか?
全国的に色が付き始めるのは11月中旬からです。
11月18日~24日のマップです。
その時の九州沖縄地方は
沖縄は真っ白です。拡大しても・・・
沖縄では、流行は終焉していたのです。
しかし、全国的には12月末まで通年レベルをやや超える程度の流行を見せていました。
しかし、2020年に入り半分程度に報告数は減り、第2週になって微増はしているものの、ここ5年で2番目に少ないレベルだとの事。これにはやはり暖冬が影響しているのでしょうね。
下記は奈良県のインフルエンザ患者数の推移ですが、全国的にも同様な動きを見せているようです
東京でも「東京都感染症情報センターが1月17日に発表した「インフルエンザの流行状況」によると、20年第2週(1月6~12日)は年末年始休暇が明けたこともあり、患者数が減少した19年第52週から再び増加に転じた。 ただ、過去5年で最多を記録していた19年と打って変わって、過去5年で2番目に少ない水準となっている。例年は、ここから2月上旬にかけて流行のピークとなる。今年は、暖冬ということもあり、どの程度の流行になるのか予想が難しいが、継続して警戒する必要があるだろう。」との事です。
さて、最近の沖縄地方に話を戻しましょう。
2020年第2週のマップです。
再び、警戒レベルに上昇しています。
一旦終焉したかに見えましたが・・・・
型としてはやはりAが大多数ですが、Bの割合が漸増しているとの事です。
インフルエンザ流行レベルマップ、地方に目をやると、結構楽しめます。
皆さまは、体調崩さないように部屋の湿度に気を付けて、手洗いしっかりして感染から身を守って下さい。
新型コロナウィルス肺炎も持ち込まれてきてますしね!!
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