命のカウントダウン(健康余命3605日)

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インフルエンザ患者さん増えてきました。

2019-12-10 11:51:47 | インフルエンザ
昨日、今日と、インフルエンザ患者さんが来院されました。
3人来られました。3人とも悪寒、発熱、軽度の頭痛、関節痛、筋肉痛などを訴えられておりましたが、鼻汁漏出、咳、痰などの症状は強くありませんでした。咽頭のインフルエンザ濾胞ははっきり出ていて、のどを見ただけでFLU(インフルエンザ)だと確信できました。

3人とも発症後12時間から24時間程度だったので、クイックナビFLU2という従来からある検査キットの改良型を使いました。
発症後4時間以上12時間未満なら、富士フィルム社のドライケムという機械を使います。従来型の検査キットに比べて感度が100倍高いというのが売りで、発症から時間のたっていないウィルス数の少ない患者さんでも診断可能です。ただ、時間が15分かかってしまうのと、検査に要する費用も高くつくのが難点です。
来院された患者さんは、3人ともにA型でした。現在、全国でも9割以上がA型だそうです。
この、クイックナビFLU2という検査キットだと、発症後12-24時間あたりのウィルス数の多い時期だと、30秒程度で結果が出ます。
混雑時にインフルエンザ患者を30秒で判定できるのと、15分かかるのは雲泥の差です。富士フィルムさん頑張って時間短縮に努めください!
Aの下の赤いラインがA型であることを示しています。B型の場合は、Bの下に青い線が出ます。
インフルエンザではない場合は、コントロールのCにのみ線が出ます。

インフルエンザ患者さんも来院されるようになりましたが、まだまだインフルエンザワクチン接種を希望して来院される患者さんも多くおられます。

ワクチンを打ちに来て、インフルエンザをもらってしまうことの無い様に、発熱患者さんは動線を別にして、別室で待機し、診察しておりますが、この時期の医療機関が危険地帯であることは間違いないでしょう。
ワクチン接種は早めにお願いします。
そして、医療機関から帰ったら、手洗いと歯磨きをお願いしますね!!


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