まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2152 石川の旅、灼熱編(3)・・・鶴来の町並

2024-10-17 08:11:01 | 旅行記
よろしくお願いします。















それでは石川の旅本編とまいりましょう、とろけそうな暑さの中で集中力も途切れがちになりながらの旅は1泊2日、今回より6回の予定でお送りしていこうと思います。まずは新幹線を下りて小松駅前で相棒君を立ち上げ、この時点でかなり暑い、そして甲子園では智辯学園と健大高崎がジリジリするような試合展開、そんな中でのスタートです。小松駅前にはコマツのテーマパークみたいな広場、小松あってのコマツかコマツあっての小松なのかは分からないが、小松市は重機でお馴染みの町らしい。さあ、スタート、まずは北陸鉄道石川線の元の終着駅加賀一の宮駅跡を目指して走ることに、国道305号線から県道4号線と進んで行きます。おっ!智辯学園が9回に1点をとって2-1でセンバツ優勝校に勝った、今年は期待できないと思っていただけにこれは大したものだ、でも次は多分大阪桐蔭が来るだろうなあ・・・、その大阪桐蔭は次の試合で相手は地元石川県代表小松大谷、優勝候補相手にどう立ち向かっていくのだろうか・・・?

















能美市に入って田園風景の中を走っているがホントにこの辺りは見所がない、これはネタに困りそう、目的地まではまだまだ遠くジリジリした暑さが容赦なく襲い掛かってくる。甲子園では小松大谷vs大阪桐蔭の試合が始まったが、突然のニュース速報、岸田首相(当時)が次回の総裁選に出馬しないとのこと、案の定NHKのラジオ放送は首相の会見に切り替わった。ホントにこの首相はタイミングが悪いなあ~、などと思いながら走りの方は白山市へ、今の北陸鉄道石川線の終点鶴来駅付近は古い町並でやっと見所のある所に来た感じ。この町並はまた後でゆっくり巡るとしてとりあえず目的地の加賀一の宮駅へ、少し上りの道を進んで行くと右手側に風情のある駅舎が見えてきた。見ての通りこの駅舎は登録有形文化財、扉を開けて中に入ると、やあ~、涼しい~、生き返りますねえ。その内部は上の写真にある通り、北陸鉄道の写真や当時の備品が飾られていて小さな歴史館みたい、北陸鉄道がどんな路線でどんな電車が走っているのかははっきり知らないが、写真を見る限りでは地方のローカル線と言った感じか。














古い駅舎を後にしてさっき走ってきた道を戻って鶴来の町並へ、さっきはサラリと流して見ただけだったが、こうしてゆっくりと走ってみると風情のある古い建物が建ち並びなかなかいい雰囲気だ。石川県についてはほとんど予備知識もなくこの町のことも金沢を走る私鉄の終点としか知らなかったくらいだが、ここは旧街道の宿場町だろうか、かと言ってむやみに観光に走っているわけでもなく素朴に人々が暮らしている雰囲気。ここに来たのは登録有形文化財となっている駅舎を見るため、北陸鉄道石川線の各駅巡りのためだったが、この町並を見られたのは一種の儲けものだったかも。そんなわけで本格的に走りが始まった石川の旅、時間の都合とカメラの不調で各駅巡りはやめにして、この後は日本を代表する観光地金沢を目指して進んで行くこととします、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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