まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.890 自転車道から見える風景

2018-01-16 08:26:25 | 南海
おはようございます。












台風や雨続きの先年秋の休日、しまなみの旅を翌週に控えたこの日は何とか晴れてくれたので足慣らしの意味も込めてチョイと走りに行ってきました。奈良朱雀高校から北へと伸びる道は平城宮跡の中を通り抜け歌姫峠を越えて京都府内へ、JR西木津駅前を通り過ぎると嵐山八幡木津川自転車道へと入ります。朝早い時間だがいい天気なので走っている人が多いみたい、相変わらずみんなビュンビュン飛ばしているがここは自分(一人称)のペースを保ってゆっくりと走って行こう、行き急いでも仕方ないもんね。緑が眩しい見渡しのいい風景、写真2枚目にあるように生駒山もよく見えている、ほとんどアップダウンもない平坦なコース、走りの方もますます快調になっていく。川の向こう側は国道24号線、こちらが自転車ビュンビュンだったら向こうは車がビュンビュンと流れている、京都へと急ぐ時はいつも国道24号線を走るがこちらから見るとあんなに危ない所を走っているんだな~と思う、でも実際に走っている時は自分(一人称)も十分気をつけているつもりだからそんなことは考えない。むしろ自転車道を走っていて自分(一人称)を追い抜いていく自転車に、そんなに急いで何の得があるんかいな、と思ってしまう、せっかくのいい風景をもっと楽しんで行ってもいいんではないかなあ・・・。











山城大橋を通り抜けて八幡までの道程では後半戦へと入る区間へ、しばらく走って行くと近鉄線と交差する所へとたどり着く、ここは確か『遺留捜査』の第1話で身代金のバッグを窓から落とした所だったか。自転車道は線路をV字で通り過ぎて向こう側へ、河川敷にはグラウンドがあって少年野球の練習が行われている、コーチがノックしながら少年たちに「声を出せえ~っ!!」と激を飛ばしている。電車を撮るにはちょうどいい所、四角い枠に収めようと待っていると、特急、地下鉄車両、普通車両と一通りの車両が通り過ぎて行ってくれた。更に先へと進んで行くと京奈和道の下を通り過ぎる、木津川から向こうの風景が広く見渡すことができて、その中で1本の白い棒がかすんで見えている、最近近くの文字が見えづらい自分(一人称)でもその棒はあれだと分かるくらいだが、望遠機能で覗いてみるとやっぱりそう、それが5枚目、6枚目にあるように京都タワーだった。ここは京田辺市で京都駅からは30キロ程離れているが、それでもこんなにはっきりと京都タワーが見えるのは結構感動的だ、地形的にも余程いい条件が揃ったからこそ見えるのだろう。八幡市に入り・・・とは言ってもどこからが市域かは分からないが・・・進行方向右手側に見えてくるのが流れ橋、観光名所としてもお馴染みな所だが木津川が氾濫すると流されてしまう文字通りの流れ橋だが、一応は奈良街道に当たる府道69号線の久津川から西へと伸びて八幡市の東高野街道へとたどり着く府道281号線のコースにあり、地図ではこの橋も府道の一部のように表示されている。確かに山城大橋を過ぎてから人や自転車が木津川を渡ることができる橋はほとんどなく、八幡市と城陽市は川を挟んで隔絶されたような感じ、大きな川に橋を架けるのは大変なことだろうけど、領地の意識が強すぎて行き来できない様にしているのならそれはとんでもないことだと思う。









自転車道は緩やかに右へとカーブして国道1号線の下を通り過ぎる、ここを過ぎるともう八幡市の中継ポイントとなる御幸橋は近い。木津川の向こう岸には京都競馬場、10月に入った頃だからそろそろ秋のGIシーズンか、と言っていたのもあっと言う間に終わって年も変わってしまった、この頃になるともう一気に時間が進んでしまう感じがする、やっぱり歳をとってしまったんだなあ・・・。更に向こうの山の上に見えているのは伏見桃山城、立派な天守閣だがこれは遊園地の施設と言うことで歴史的な建造物ではない、豊臣秀吉が建てた桃山城はこの位置より少しずれた所にあったらしい。この辺りはたくさんのサイクリストが走っていて賑やかな所、「俺は風になる!」てな感じでサア~ッと走り抜けて行く人もいれば家族連れでゆっくりと走っている人たちもいる。進行方向右手側には京阪電車の鉄橋、左手側には男山の急斜面を上るケーブルカーが見えてきて、V字になった京阪電車の線路の下をくぐり抜けると御幸橋の交差点へとたどり着く。今回の走りはあくまでもチョイ走りなので橋は渡らずに交差点を左に折れて京阪八幡市駅へ、駅前のコンビニで昼食休憩をしてから走りの後半戦、八幡市、京田辺市の町並を巡る走りへと入って行きます。どうやら今回も時間となったようです、今回は久しぶりの更新、ここ何日かまたネット接続の不具合で更新が止まってしまいました、次回も気楽にお越しくださいませ。          まちみち

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