おはようございます。
そんなわけでここまでもったいぶるような感じで○○○○と記していましたが、この○○○○に入る漢字四文字は上のタイトルにあるように「万葉歌碑」でした。新元号が『万葉集』からの出典と言うことでいろいろな所で『万葉集』が取り上げられるようになりました、自分(一人称)はその騒動にはあまり興味なかったのですが、万葉と言うと奈良が地元みたいなものと思い調べてみると、奈良県内には万葉集で歌われている詩が彫られた歌碑が多いとのこと、となるとこれは巡ってみる価値ありかも・・・と言うよりはそれを走りの口実にしてしまっているようなものですが。と言うことで一旦興味を持ってしまうと即走りたくなってしまうのは僕の悪い癖、その始まりは4月の中旬の雨予報の日曜日、午前中はまだ曇り空で大丈夫だったので出かけることにしました。
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まず向かったのは奈良市中心部の東側、護国神社と言う大きな神社がありその脇を通る道を進むがこれが結構急な上り坂、その途中にある施設の玄関口にある歌碑
・・・「春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ 野をなつかしみ 一夜寝にける」(巻8・1424 山部赤人)・・・
が記念すべきこの走り最初の歌碑となりました。あの~、歌についてはすべてを記していくととんでもない手間がかかってしまうので、登録有形文化財巡りと同じテンションでお送りしていきたいと思っています。とにかくこの先巡って行く歌碑の数があまりにも多くてですね~、そう言えばこれまでは無意識で見ていたものやあったなあと思うものを、これからは本題で巡って行くことになります。かと言ってすべてをスルーわけにもいかないので、聞いた憶えのある興味のある歌や作者はその都度取り上げて行ってみようとも思っています、まあつべこべ言ってないで先へと進んで行ってみましょうか。
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新薬師寺から山裾の舗装されていない抜け道を通って春日大社へ、ここはもう観光客でいっぱい、しかも外国人が多い、もちろん日本人も多いですが。でもみなさんここには観光目的で来ているのが当たり前、そんな混雑した人波の中を万葉歌碑を探しながら自転車で走っている自分(一人称)はもう変人の域ですか。たくさんの人が歩いている参道に歌碑が2つ並んでいる、自分(一人称)はこれが目的だからカメラを向ける、でもほとんどの人はそれに見向きもせず歩を先へと進めて行く、せっかくブームになりかけてると言っても、現実はここにある歌碑が当事のものであると分かってもらえない辺りは、万葉集がブームと言うのもマスコミが祭り上げているステルスマーケティングに感じられてならない・・・な~んて言ってる自分(一人称)もそれほど万葉集に興味があるわけではないんですけどね。ただ小学生の頃から柿本人麻呂や山部赤人や大伴家持と言う名前はよく聞いていたし、地元に関りがある人だと言うことも教えてもらっていたので、これを機会に勉強していくのもいいでしょう。
そんなわけで春日大社から東大寺へと入り若草山方面へ、いつもは暇つぶしで来る場所に目的を持って来るのも久しぶりか、二月堂の近くにある手向山八幡宮にある歌碑には
・・・「秋萩の 散りの乱ひに 呼びたてて 鳴くなる鹿の 声の遥けさ」(巻8・1550 湯原王)・・・
とある。「鹿」の文字がいかにも奈良らしい、奈良時代にはもういたんですね、でも鹿の鳴き声は寂しさを感じてしまう、この前のNHK『ダーウィンが来た』でもやってましたが子供がお母さんを呼ぶ声が何とも悲しそうなんだよね、最後はちょっと悲しい結末になってしまったし・・・。その後は正倉院脇を抜けて奈良坂の近くへ、次に目指す歌碑は町中に静かに佇む寺院の庭に立っていた、この先いろいろな歌碑を巡って行くことになりますが神社や寺院の境内にあることが多い、中にはお金を払わなければ入れない所もある、この先は拾えるところは拾っていくと言うスタンスで歌碑巡りを進めて行きたいと思います。
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場所は変わって佐保川沿いの道、つい1週間前は桜が満開でたくさんの人が歩いていた道も、この日は桜がほとんど散った後、どんよりとした曇り空の下で人もほとんど見かけない、まあその方が歌碑を探すのも好都合だ。詩には佐保川とあるからこれも奈良時代の頃からあったみたい、と思って調べてみると平城京には南北に3本の川が流れていて、その真ん中を流れていたのが佐保川、条坊図を見るとその流れのルートは現在とほとんど変わっていない。西側を流れているのが秋篠川、これも現在とは変わっていないが東側を流れている川は今はもう存在していない、東市へ物資を運ぶために船便が通っていた川だと思うが、今は道や田畑、住宅地と変わっていてその痕跡は全く見ることはできない。あらあら、最後はまたまた歌碑巡りから話が逸れてしまいましたが、今回から新カテゴリー「万葉」で始まりました万葉歌碑巡り、この先は奈良県内、更に足を伸ばしていろいろと巡って行ってみようと思っています、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち
そんなわけでここまでもったいぶるような感じで○○○○と記していましたが、この○○○○に入る漢字四文字は上のタイトルにあるように「万葉歌碑」でした。新元号が『万葉集』からの出典と言うことでいろいろな所で『万葉集』が取り上げられるようになりました、自分(一人称)はその騒動にはあまり興味なかったのですが、万葉と言うと奈良が地元みたいなものと思い調べてみると、奈良県内には万葉集で歌われている詩が彫られた歌碑が多いとのこと、となるとこれは巡ってみる価値ありかも・・・と言うよりはそれを走りの口実にしてしまっているようなものですが。と言うことで一旦興味を持ってしまうと即走りたくなってしまうのは僕の悪い癖、その始まりは4月の中旬の雨予報の日曜日、午前中はまだ曇り空で大丈夫だったので出かけることにしました。
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まず向かったのは奈良市中心部の東側、護国神社と言う大きな神社がありその脇を通る道を進むがこれが結構急な上り坂、その途中にある施設の玄関口にある歌碑
・・・「春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ 野をなつかしみ 一夜寝にける」(巻8・1424 山部赤人)・・・
が記念すべきこの走り最初の歌碑となりました。あの~、歌についてはすべてを記していくととんでもない手間がかかってしまうので、登録有形文化財巡りと同じテンションでお送りしていきたいと思っています。とにかくこの先巡って行く歌碑の数があまりにも多くてですね~、そう言えばこれまでは無意識で見ていたものやあったなあと思うものを、これからは本題で巡って行くことになります。かと言ってすべてをスルーわけにもいかないので、聞いた憶えのある興味のある歌や作者はその都度取り上げて行ってみようとも思っています、まあつべこべ言ってないで先へと進んで行ってみましょうか。
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新薬師寺から山裾の舗装されていない抜け道を通って春日大社へ、ここはもう観光客でいっぱい、しかも外国人が多い、もちろん日本人も多いですが。でもみなさんここには観光目的で来ているのが当たり前、そんな混雑した人波の中を万葉歌碑を探しながら自転車で走っている自分(一人称)はもう変人の域ですか。たくさんの人が歩いている参道に歌碑が2つ並んでいる、自分(一人称)はこれが目的だからカメラを向ける、でもほとんどの人はそれに見向きもせず歩を先へと進めて行く、せっかくブームになりかけてると言っても、現実はここにある歌碑が当事のものであると分かってもらえない辺りは、万葉集がブームと言うのもマスコミが祭り上げているステルスマーケティングに感じられてならない・・・な~んて言ってる自分(一人称)もそれほど万葉集に興味があるわけではないんですけどね。ただ小学生の頃から柿本人麻呂や山部赤人や大伴家持と言う名前はよく聞いていたし、地元に関りがある人だと言うことも教えてもらっていたので、これを機会に勉強していくのもいいでしょう。
そんなわけで春日大社から東大寺へと入り若草山方面へ、いつもは暇つぶしで来る場所に目的を持って来るのも久しぶりか、二月堂の近くにある手向山八幡宮にある歌碑には
・・・「秋萩の 散りの乱ひに 呼びたてて 鳴くなる鹿の 声の遥けさ」(巻8・1550 湯原王)・・・
とある。「鹿」の文字がいかにも奈良らしい、奈良時代にはもういたんですね、でも鹿の鳴き声は寂しさを感じてしまう、この前のNHK『ダーウィンが来た』でもやってましたが子供がお母さんを呼ぶ声が何とも悲しそうなんだよね、最後はちょっと悲しい結末になってしまったし・・・。その後は正倉院脇を抜けて奈良坂の近くへ、次に目指す歌碑は町中に静かに佇む寺院の庭に立っていた、この先いろいろな歌碑を巡って行くことになりますが神社や寺院の境内にあることが多い、中にはお金を払わなければ入れない所もある、この先は拾えるところは拾っていくと言うスタンスで歌碑巡りを進めて行きたいと思います。
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場所は変わって佐保川沿いの道、つい1週間前は桜が満開でたくさんの人が歩いていた道も、この日は桜がほとんど散った後、どんよりとした曇り空の下で人もほとんど見かけない、まあその方が歌碑を探すのも好都合だ。詩には佐保川とあるからこれも奈良時代の頃からあったみたい、と思って調べてみると平城京には南北に3本の川が流れていて、その真ん中を流れていたのが佐保川、条坊図を見るとその流れのルートは現在とほとんど変わっていない。西側を流れているのが秋篠川、これも現在とは変わっていないが東側を流れている川は今はもう存在していない、東市へ物資を運ぶために船便が通っていた川だと思うが、今は道や田畑、住宅地と変わっていてその痕跡は全く見ることはできない。あらあら、最後はまたまた歌碑巡りから話が逸れてしまいましたが、今回から新カテゴリー「万葉」で始まりました万葉歌碑巡り、この先は奈良県内、更に足を伸ばしていろいろと巡って行ってみようと思っています、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち
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