まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1372 天野川(2)

2020-07-09 00:41:39 | 文化財
よろしくお願いします。



















交野市、天野川


今回は天野川の第2回目、七夕は終わってしまいましたが七夕伝説の残る天の川はどんな所でしょうか、早速行って見ることとしましょう。
GWなのにひっそりとした園地を横目に国道168号線の山越えは終わり私市へと入りました、天野川は進行方向左手側、川に沿って進んで行くと、この川の支流が合流してくる場所にある私市水辺プラザへとたどり着く。この辺りは規制もされていないので、休日の一時を楽しんで来ている人達もちらほらと見かけるが、まだまだ寂しい感じの風景にしか思えない。自分(一人称)がここに来た目的は写真3枚目、7枚目の看板にあるようにここが土木遺産の場所だと言うこと、2つの砂防堰堤が国の登録有形文化財に指定されている。実はここには前にも来ていてこのブログでも紹介するはずだったが、大阪の登録有形文化財巡りの写真がうまくまとめきれなくてお蔵入りになってしまっていた、今回は川巡りの一環として再訪してやっとお伝えすることができるようになりました。分岐している方の堰堤は今は川の流れが代わったことで役目は終わっているが、天野川の方は写真にもあるように今もその役目を随行しています。














私市交差点を左に曲がると天野川に架かる私市橋、ここからは天野川沿いに遊歩道があって割とたくさんの人が歩いている。そりゃそうだよな~、せっかくのGWなのに家に閉じこもってたらそれこそ気分が悪くなりそう、やっぱり外の空気は吸いたくなるもんですよ。JR学研都市線を越えると遊歩道には色とりどりの花が並んで咲いていて、道行く人々の気持ちを和ませてくれている。今年は外出自粛で春の楽しみを奪われてしまった人も多かったことだろう、でも花を見るとやさぐれた気持ちも何だか救われたように感じます、遠くには行けなくても近場で気分を紛らわすのもいいでしょう。まあ結果論にはなっていまうのだが、この自粛期間は自分なりの楽しみ方を再発見するいい機会になったかも知れません・・・って言ってると、今度は自分(一人称)がステイホームする身になってしまった。でもやっぱりしおしおしていられない質は仕方のないところ、自転車がダメなら足があるやん!と言うことで休養中は近所を歩き回っていろいろと何やかんやを再発見してきました、またいつかその写真を公開できる機会も設けたいと思っています。


















話は逸れてしまいましたが、天野川巡りの方は遊歩道を進んで行って逢合橋へとたどり着く、ここは交野市の中心部と言った所、東高野街道から磐船街道が分かれる交通の要所となっていて、市の中心駅となる京阪交野市駅も近い。橋のたもとには万葉歌碑が立っている、どうやら七夕にちなんだ歌が刻まれているようだが、その辺りはまたいずれ万葉歌碑巡りの項を設けてのお伝えとしておきましょう。天野川巡りはこの先も川沿いの道を進んで行くが、ここはもう遊歩道ではなく風景もあまり見栄えがしない、天野川も雑草が生え放題で川の水の色も濁ったかのように見えている。向こう岸を通っているのは国道168号線、更にその向こうには無味乾燥な感じの住宅地が見えている、大阪府の郊外の衛星都市に当たる所だがどうも話が広がりそうにない風景だ。さて、そんな暇暇な川巡りとなってしまった天野川はいよいよ枚方市へと入って行く、生駒の山から始まった川がいよいよゴールの淀川へと流れ着く模様は次回にてお送りすることとなります、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち



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