まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1050 ビワX<1(8)・・・Xに入る数字は?

2019-01-07 08:22:50 | ふうけい
おはようございます。














ビワイチ未満、最終回を残したまま年を越してしまいました、今回でキッチリと終わらせることにしましょう。近江八幡市ではもうここまでと思いながら走っていたところを予定変更、最終目的地を琵琶湖大橋を渡ってJR湖西線の堅田駅と定めました、琵琶湖、その奥には比良山系、夕日を見るには絶好のシチュエーションは出来上がっています、間もなくその風景が見られる所まで来ています。
湖岸道路は長命寺港付近の交差点で内陸部を抜けて再び琵琶湖に沿う道となる、日はまだ高く暮れるまでにはまだ時間がかかりそう、空もまだまだ青い。そろそろ喉が渇いてきたなあ~、一番最後に水分補給したのはどこやったかな~?確か彦根の高速船乗場だったかな、近江八幡で帰るつもりしていたからそこからはずっと走りっぱなしだったが、予定変更したためにそのまま水分補給しないままだった。それにしてもこの辺りコンビニをぜんぜん見かけない、あっても反対車線なので車がたくさん走っていてしかも信号もなし、簡単には渡れない、もちろん自動販売機も見かけない、ちょっとずつ喉の渇きが苦しみに変わって来ようとしていた・・・。














いよいよ日も低くなり空も少しずつ暗みがかかってきた、湖面には日の光がはね返りキラキラと輝いている、先を急ぎたい気持ちと相棒君を止めて湖を見ていたい気持ちが入れ替わりに訪れる、ついでに喉がカラカラで何とかしたい気持ちも・・・。道は途中で湖から離れて山越えの区間となる、自分(一人称)はこの区間右側の歩道を走っていたのだが、山の途中にあるキャンプ場の入口では何台もの車が無造作に歩道に止められていて足を止められてしまった、本当にマナーを疑う行為はやめていただきたいものだ。そこを過ぎると小さな峠越え、反対車線に渡ることができずそのまま右側歩道を対向車に気を使いながら上って行く、幸い出会う自転車はなかったがもし次回ここを走るなら気をつけなければならない区間だった。そこを抜けると後はレイクサイド一直線、予定を変更してまで・・・と言うよりはこの走りを決めた時に見たいと思っていた風景がいよいよ目の前に繰り広げられようとしていた。夕日にキラキラと輝く湖面、さっきまで眩しく照りつけていた太陽はその輝きを失いながら西の空の低い位置へと傾いてきていた、しかし相変わらずコンビニはおろか自動販売機もない区間が続く、もしかしたら脱水症状になってしまうかも・・・いやいや、こんな所で倒れるわけにはいかない。楽しい気分と苦しい気分がないまぜのまま走っているとキャンプ場がありやっとのことで自動販売機を見つけた、さあ、水分補給!と思いきや全部のボタンが赤ランプ、確かに今日の暑さは半端なかったから自動販売機もカラカラにされてしまったのだろう。しかしこんなことで落ち込んでいるわけにはいかない、堅田駅まではまだ距離がある、気を取り直して先を進んで行くことにしよ・・・













琵琶湖大橋の手前でやっと水分補給ができた、彦根からここまで長かった~、この日の暑さからするとホントに倒れなくて良かった~、でも熱中症には気をつけなければならないのはこの1週間後身を以て知ることになる、無茶は禁物だ。日はすでに比良山系に沈んでいる、まだ暮れ切ってはいないが空も薄暗くなってきている、その中を琵琶湖大橋を渡り対岸へと渡る、ほぼ12時間走り詰めてJR堅田駅へとたどり着いた、もうこれ以上は走れない・・・。さて、ビワイチ未満走りはこれにて終了、タイトルの「X」には1ではないにしても割と分母と分子が近い分数の数字を入れてもらえると思います、自分(一人称)が決めると甘くなってしまいそうなので「X」はそのまま置いときましょ。次回もまた気楽に寄ってください、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち




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